子どもとの話がかみ合わない

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子どもとの話がかみ合わない

子どもが小さいころはあまり感じられなかったかもしれませんが、中学生くらいになると話がうまくかみ合わないことに気づいた経験はありませんか?
その原因の一つに、優先する感覚の違いがあると言われてます。感覚というのは五感のことで、視覚、聴覚、触覚、嗅覚、味覚です。

 

ここで一つ、ご自身について考えてみてください。これまでに経験した一番楽しかったパーティーを思い出してみてください。
ある人は、参加者の笑顔、おいしかったご馳走、部屋の飾りつけなど、目で見たことを中心に思い出すでしょう。またある人は、みんなの話や笑い声、流れていた音楽などから思い出すかもしれません。さらに別な人は、おいしかったごお酒や馳走の味、ワクワクした気持ちを先に思い出すようです。

実際のパーティーでは五感のすべてを使っていたにもかかわらず、あとで思い出すときにはどれかが優先的に使われます。この優先される感覚の傾向は人によって違います。ですから、同じ場所にいたとしても、思い出し方に違いが出てくるのです。目で見たことを中心に思い出す人は、視覚を無意識に優先しています。声や音楽など、音や言葉に関することを中心に思い出すのは、聴覚を優先する人です。また、味覚や嗅覚、触覚あるいは気持ちを中心に思い出す人は、(味覚、嗅覚、触覚をまとめて)体感覚を優先しているようです。

 

優先する五感の異なる人同士が、一緒に参加したパーティーの話をしたとき、それぞれの優位感覚を使って話すので、お互いに話がどうもシックリこないと感じることでしょう。つまり、お互いに相手はそれほど楽しかったようには思えないということが起こり得るのです。楽しくなかったのではなく、楽しさの表現のしかたが違うだけです。
親子においても、中学生くらいになると自分の優先する感覚ができてくるので、その感覚がお母さんのそれと異なるとき、お互いに話がなんかかみ合わないなということになってしまいます。

 

相手が優先する五感を知ることができれば、それに合わせて話をすることができます。すると、相手はストレスを感じず、楽しさや興味を共有できます。優先する五感は、話の内容、話し方、しぐさ、目線など、いろんなところから発見できます。無意識によるものなので、隠しようがないのです。

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