やめられない行動にも三分の理

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やめられない行動にも三分の理

ゲームをやめられない。間食が止まらない。毎日夜更かしをする。
こんなことをしててはダメだ、と子ども自身も思っているかもしれないが、一向にやめる気配がない。

 

そんなことはありませんか?
なかなかやめられない行動というのは、誰にでもあるものです。問題はやめたいと思っているのに、やめられないということです。

 

たとえば、勉強をする、仕事をするという行動には、その人の目的や意図が感じられます。良い成績を取りたい、貢献したい、という目的意識が働いています。しかし、ゲームや間食、夜更かしといった行動は、単にそうしたいというほかに、明確な意図はないように思えます。

 

間食を例にとってよく考えてみると、食べるという欲求以外に、幸せな気持ちになりたいという思いが隠れているかもしれません。また、新しいお菓子を誰よりも早く食べることで、友だちに対して優位な気分になれるという意識があるかもしれません。ゲームについても、クリアする爽快感や達成感というような、普段は得がたい感覚を味わいたいという潜在意識があるのかもしれません。
つまり、人には意図がまったくないといった行動はないのです。たとえネガティブに思える行動であっても、本人にとってなにかポジティブな目的があるはずです。
また別の面としては、新しいお菓子の情報やゲームの攻略法などを知っていると、友だちとの会話がより楽しくなるかもしれません。そして自分に対する”評価”が上がるかもしれません。間食やゲームで得たものを生かせる場面があったのです。

 

しかし、間食をとりすぎることで、健康を害してしまうと事は深刻です。間食に期待しているポジティブな目的を、間食以外の行動に見つける必要があります。まずは、意識下にあるポジティブな目的を探ってみましょう。そして、他にどんなことをすれば、それが満たされるか、考えてみましょう。

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