嘘も見破る、視線の動きと優先感覚

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嘘も見破る、視線の動きと優先感覚

前回のブログで取り上げた視線の動き。お子さんやパートナー、仕事の同僚など、特にコミュニケーションを交わす機会の多い人の視線の動きの傾向を知っていると、その時々でどのような感覚を使っているかが分かるので、それをコミュニケーションに生かすことができます。

 

たとえば、相手が自分の左上を見ながら話しているときは、過去に見た情景を思い出しています。映像は情報量が多いので、早口になったり、話が飛んでしまうことがあります。そのイメージに沿って話を進めるのがよいでしょう。
また、右下や左下を見ながら話していたら、自分の気持ちや感じ方を確かめながら、あるいは自分自身と対話をしながら話していると考えられます。そんなときは、言葉にするのに少し時間がかかることがあるので、急かさずにゆっくり話を進めるようにしましょう。

 

視線の動きを自分自身に利用することもできます。何か難題を抱えていて、なかなかいいアイデアが出ないときなどは、つい下を向いてしまいがちです。そうすると、「どうしたらいいんだろう?」と自問自答したり、頭や肩が重く感じて思考がスローダウンしてしまいます。そんなときは、想像された視覚を使っていることを示す右上の方に視線をやってみると、いいアイデアが浮かぶかもしれません。
あるいは、忘れた言葉や歌の歌詞を思い出したいときは、左横に視線を移すことで、聴覚による記憶を呼び戻しやすくなります。

 

ところで、人は無意識に優先的に使っている感覚(五感)があるとご紹介しましたが、それも目の動きに影響を与えます。つまり、視覚を優先している人は上の方に視線を向けがちで、聴覚を優先する人は横に視線を移すことが多く見られます。また、体感覚を優先している人は視線を下に向けることが多いでしょう。目の動きによっても、大まかなではありますが、相手の優先している感覚を見つけることもできるのです。

 

相手の嘘も見破ることもできます。
もしお子さんが、「今日、学校で先生に褒められたよ」と右上を見ながら話しているとしたら、それは疑う余地があるかもしれませんね。

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