実現しやすい目標とは

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実現しやすい目標とは

前回は目標の立て方のお話をしました。目標は作りっ放しにするのではなく、複数の視点で眺めることで、実現の可能性が高まるという内容でした。
今回は目標そのものがどのようなものであればよいかについて、5つのポイントをご紹介します。

 

目標は通常、言葉で表現しますよね。何がどのくらいどうか、という言い方で表すことが多いと思います。このとき、目標を肯定文で表現する必要があります。たとえば、「次の定期テストで、数学は90点以上取る」というようなものです。「テストで90点未満は取らない」などの否定文で目標を設定する場合、脳は一度90点以上を考えてから、それを否定するステップを踏みます。そうすると認知が複雑になり、無意識の領域に落ちづらくなります。ということは、目標を自分のものにしきれなくなる可能性があります。自然に、肯定文で表現するようにします。

成果は自分自身で達成できるものにします。他人の行動を期待したり、依存したりするような目標は、モチベーションを上げづらいですし、言い訳の元になってしまいます。たとえば「先生に褒められたい」という目標は先生が主体になっており、何をしても先生が褒めてくれなければ目標は達成されないことになります。また。褒められること自体が目標になり、本来望んでいた状態がかすんでしまいます。先生に褒められるには何を達成するのかがあなたの目標になります。先生に褒められることは、目標達成の”副産物”なのです。

五感を通して得られる反応に基づいて評価します。人は五感を使って生活しています。見たり、聞いたり、感じたりすることで物事を判断しています。目標を達成したときに、どのように五感が感じるかをイメージします。心地よく感じるのならば、目標達成へのモチベーションがアップします。視覚のみでイメージするのではなく、複数の感覚を動員しましょう。たとえば、「答案用紙に大きく書かれている90点の赤い文字」「ライバルが悔しそうに、フンと言う」「お母さんが頭をなでてくれ、気持ちいい」のように。

もし、その目標を達成するために、捨ててしまわなければならない、大好きなことはないかを考えます。たとえば「ゲームができなくなる」というものがあるかもしれません。何時間も我を忘れてゲームをしてては目標は達成できませんが、ゲームをすることでストレスを発散できている可能性もあります。ゲームを一切しないことでストレスをため込んでしまうと、勉強の能率も低下するかもしれません。どのくらいまでならゲームをしていいか、具体的、定量的に決めておく必要があります。

目標を達成することで、自分自身および周りに否定的な状況を生んでしまうと、目標を達成する価値が下がってしまいます。テストの点数がアップすることで、否定的な問題は起きないと思いますが、他人がどうであれ、自分自身さえ良ければよいという目標では、その後に失うものも多いかもしれません。

 

自分が望むものを目標に決めてがんばるのです。せっかくがんばるのですから、達成の可能性を上げるためにしっかり準備をしたいですよね。

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