目標の立て方

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目標の立て方

今月は多くの中学校で定期テストが行われます。新学年になってのはじめての定期テスト。テストを受けてみて、「思ったよりできていない」と思った生徒や保護者の方はいらっしゃるのではないでしょうか。大事なのはすでに終わってしまったテストの結果ではなく、これから何をするかです。「あのとき、もう少し勉強しておけばよかった」とか、「もうちょっと早くから準備を始めればよかった」などと後悔しているヒマがあったら、さっさとそれを実行に移しましょう。次のテストへもう時間は進んでいるのです。

 

まずはお子さんと一緒に、これからどうしたいかを確認しましょう。
「成績を上げたい」
テストの後ですから、そうなりますよね。大事なのはここからです。

 

・どうなれば成績が上がったことになるの?
成績が上がった状況を具体的に想定します。テストの点数や5段階評価など定量的な基準が必要です。また、そのときの周りの反応や自分自身の気持ちも重要な要素です。
「数学と英語と社会が90点、国語と理科が80点。先生から『がんばったね』と言われる。お母さんからご褒美の天体望遠鏡を買ってもらう。喜びで胸が熱くなる」
点数を目標にする場合、今回の結果が中レベルであれば、20~30%増しくらいにします。90点以上の場合は100点が目標になります。たとえば今回60点で、次回の目標が70点ではやる気があまり起きません。80点くらいが適当でしょう。

 

・いつまでに、どのように成績をあげるの?
具体的にいつまでに上記の目標を達成するかを決めます。また、どのようにしてアプローチするかを決めます。目標達成のプロセスです。プロセスが明確でない場合は、目標は絵に描いた餅にすぎません。
「次回の10月の定期テスト。学校の授業と塾の授業。塾は1日も休まない。家庭学習は1週間のスケジュールを立てる」
定期テストであれば、次回の定期テストになるでしょう。半年以上も先を設定すると気持ちが続きません。学校の授業・宿題の取り組み方について、最低1点は改善ポイントを作ります。家庭学習スケジュールはできるだけ詳細に作成します。教科によって勉強に偏りある場合は、教科ごとに曜日と時間を割り当てます。

 

・目標を達成することで、自分にどんな変化が出てくる?
目標を達成したときに、自分にどんな良いこと、あるいは悪いことがあるかを考えます。また、家族や友だちとの関係で、まずい状況を作ると目標達成への意欲が減衰します。
「友だち付き合いが悪くなり、友だちが減るかも。ガリベンだと思われるかもしれない」
中学生にとって、友だちの存在は大切です。友だちが離れていくことは耐えがたいでしょう。しかし、本当の友だちはお子さんが一生懸命になっていることを知っているし、理解してくれるはずです。そうではない友だちは、学校の中でうまく付き合えばいいでしょう。どうせ卒業したら会わなくなります。

 

・がんばるために、あなたが持っているものは?
すでにある環境であったり、自分の強みであったり、あるいはこれから利用できそうな効果的なオプションが、目標達成に役に立つかどうかを考えます。
「春に買ってもらった参考書がある。塾の日数を1日増やす。部活で厳しい練習に耐えたことが自信」
第一に、現在ある資源を有効に使います。ろくに評価もせずに、次から次へと新しいものに手を出しても、ちょっとやっただけですぐに投げ出します。そのようなことが、子どもにも保護者にも染みついているかもしれません。肝心なのは、致命的な問題がない限り、最後までやり切ることです。

 

・がんばるのを邪魔するものはある?
努力を妨げる環境や人、自分自身の気持ちがあるかを考えます。事前に考えておくことで、それらが実際に現れたときにどう対処をすればよいかを考える時間ができます。
「今までよりも遊ぶ時間が少なくなる。1人だけ勉強するのは辛い」
今までの楽しい時間がなくなると考えると、やる気が急激にしぼんでしまいます。生活のスタイルを変えるわけですから、少なからず影響はあるでしょう。では、どうしたらゲームや友だちと遊ぶ時間を作れるかを考えます。時間を工夫するのです。これはポジティブでクリエイティブな作業です。今後、必ず役に立ちます。

 

・目標を達成したら、その先は何がある?
当然、目標を達成したらそれで終わりというわけではありません。次の目標に対する意欲が湧いてくるはずです。そして、さらにその先にあるものは何かを考えます。
「自分でもがんばれるんだという自信ができる。成績が上がると、あきらめていた1ランク上の高校にチャレンジできる」
成績が上がったことは何につながるでしょうか。内申点が上がることはもちろんですが、内面的な成功意識が生まれます。これは次のチャレンジにつながり、さらなる成長を促すでしょう。

 

・さて、何から始める?
今日、明日から行動を開始します。目標を立てても、スタートしなけばゴールに近づきません。幼稚園児でも分かることです。
「1週間の学習計画を立てる。それをお母さんと塾の先生に見せる」
はじめからたくさんのことを盛り込んでも、すぐにくじけてしまうかもしれません。今日、明日にもできることを決めます。また、それを周りの人に”宣言”(コミットメント)することも大事です。

 

目標に対する視点を複数持つこと、それぞれを具体化すること。これらによって、意欲がより高まります。そして大事なのは、お子さん本人がこれらを主体的に考えることです。

 

 

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