目標の大きさ

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目標の大きさ

目標を立てるとき、「目標が大きすぎる」とか、反対に「目標が小さすぎる」などと言ったり、言われたりすることはありませんでしたか?

 

目標が大きいというとき、2つの意味があるように思います。1つは、現状からのギャップが大きすぎる場合。今の成績がクラスで中位くらいなのに、「学年で1番になる!」という目標は現状との乖離がやや大きいですね。あるいは偏差値が30台で、「半年後に東大に合格する!」という目標もあまり現実的とは思えません。
もう1つの意味は、抽象的すぎるというケースです。定期テストであと20点アップを目指すというときに、「学力をつける」という目標では意味の幅がありすぎて、ターゲットが特定できません。何を目指すのか目標からは判断できませんよね。実は、この抽象的な目標設定をする人は意外と多いのです。

 

1人で目標を考える場合、または誰かに手伝ってもらって目標を作る場合とありますが、いずれの場合でも目標が抽象的になることがあります。1人で考えているケースでは、思考が整理されておらず、事物の粒度や構造化がなされないまま、エモーショナルな判断をする場合に多いようです。いろいろな思考法が提案されていますので、それらを活用してみるのが効果的でしょう。シンプルに言ってしまえば、何の制限もつけずに思いついたことを紙に書き出していき、それらを整理することで、新しいアイディアが生まれるものです。
誰かに手伝ってもらう場合。たとえば、子どもの学習目標をお母さんと一緒に考える場合です。たとえば、今回のテストで点数が低かったので、次回の期末テストではもっとがんばる。5教科の合計が300点なので、次回は最低でも350点は狙いたいと思ったとします。350点は今まで1回しか達したことのないレベルです。子どもとお母さんの頭の中に、350点という点数が強く刻まれます。

「よし、次回は350点取る!」
「そうね。がんばって!」

 

ここにちょっとした落とし穴があります。350点という点数は定量的でありますが、5教科の合計であって、各教科はそれぞれ何点取ればいいのか明確になっていません。そうすると、どの教科をどのくらいがんばればよいのか分からず、行き当たりばったりの勉強になってしまいます。その結果、350点には届かず、やる気も失ってしまうかもしれません。

 

目標はできる限り具体的な表現で表さなければなりません。抽象的な部分が残っていると、そこが抜け穴となり、失敗したときに言い訳の材料になることもあります。
しかし、抽象化は完全な悪者ではありません。抽象化することで、自分の未来・将来の方向性を示すことができ、潜在的なモチベーションの元となります。たとえば、「理数系は誰にも負けない!」というスローガンによって、自分の将来がうっすらと見えてくることでしょう。うまく使い分けることが肝心です。

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