学習計画を立てられない

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学習計画を立てられない

新学期が始まって、学校に慣れた頃にゴールデンウィーク。仕事に関しても同様です。連休はうれしいけれど、このタイミングはあまり良いとは言えないかもしれませんね。

 

家庭学習がなかなか定着しないという生徒には、1週間の学習スケジュールを決めるように伝えています。スケジュールは1日24時間で立てます。月曜日は7時に起きて、7時半に登校、授業は16時までで、18時まで部活。18時半に帰宅、夕食、入浴などがあって、20時から23時まで勉強。勉強も学校の宿題と自主学習を分けます。自主学習は曜日によって科目を決めます。
また、科目ごとに中期計画を別途作ります。「5月24日までに第3章の練習問題とドリルを終える」という感じです。

 

そもそも計画自体を立てるのが苦手という生徒もいます。中学生になっても、小学校から毎日の勉強計画や夏休みや冬休みの学習計画の指導を受けてきたのに、どのように書いたらいいのか分からないと言います。
「まずは、1日の流れをイメージして、『こうしたらいいな』と思うこと書いてみて」
このように言ってみても、1日全体をイメージできないようです。年齢を重ねた人は時間の流れを大きくとらえることができますが、小学生や中学生のような年齢では瞬間瞬間、周囲からある程度大きなインパクトを受けているので、1日はとても長く感じられるかもしれません。

 

時間のとらえ方や時間感覚の強い弱いは年齢によるとは限りません。さまざまな経験や習慣から、時間の流れのとらえ方の「好み」が生まれます。その「好み」の違いが時間感覚の違いとなって現れます。

もし時間の流れを可視化するとしたら、あなたの時間はどこからどこに流れていますか?

過去の出来事があなたの後ろにあり、未来はあなたの前から続いていると考える人もいれば、目の前を川が横切って流れているかのように、左から右に流れていると感じる人もいます。
時間が後ろからあなたの身体を通って前に流れていると感じる人は、「今」を大切に生きている人です。過去のことはあまり振り返りません。遠い未来のことも関心がありません。現在の自分、生活を楽しんでいます。
時間が目の前を横切って流れていると感じる人は、時間の経過を意識します。過去から未来のあなた自身を俯瞰することができます。
この2つの違いは「好み」であって、状況によってどちらかに切り替わることがあります。たとえば、仕事では目の前を横切るように見えているけれど、趣味においては後ろから前に流れていると感じるかもしれません。どちらが良いというのは意味がない議論で、置かれた状況に応じて使い分けるのが効果的です。

 

さて、学習計画を立てられない生徒ですが、彼/彼女の勉強に対する時間の流れはおそらく、後ろから前に続いているのでしょう。これを目の前を横切るように変えることで計画性が高まります。
まず、過去の出来事を1日前、1週間前、1年前というように思い出します。次に未来を想像します。1時間後の自分、1日後、1週間後とイメージして行きます。それらの記憶とイメージが一本につながったと思ったら、思い切って目の前に横に置いてみます。イメージの世界なので、何でもありです。目の前を横切って流れているように見えたようなら、そのときの感じ方を聞いてください。言葉にすることで、イメージがさらに強くなります。
何回か繰り返すことが必要かもしれませんが、うまくできるようになったところで、学習計画を立てさせてみてください。以前のような抵抗感は弱まっているはずです。

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