イメージという能力を使う

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イメージという能力を使う

このブルグでは、お子さまの学習意欲・やる気を引き出す方法をご紹介していますが、過去に経験した最高の出来事を思い出し、それをイメージすることで気分を高揚させ、モチベーションを高めるというプラクティス(実践)をしばしば用いています。
自分にとって最高の出来事は、思い出すだけでも気持ちが高まりますが、強くはっきりとイメージすればするほど、気持ちのレベルが上がります。ときには、実際に経験したときよりも最高の気分を味わうことができるかもしれません。
しかし「はい、イメージして」と促すだけでは、なかなか浮かんできませんし、時間もかかります。イメージをするにもちょっとしたコツがあって、うまく使えると効率よく最高の気分を手に入れることができます。

 

実際に目で見ている光景や、耳で聞いている音は自由に変えることはできません。しかし、あなたのイメージはあなたがこうしたいと思えば、いくらでも変えることができるのです。人間のイメージ力はすごいですよね。AIにはできません。

 

イメージする映像には、色、明るさ、大きさ、鮮明度、距離感などさまざまな構成要素があります。静止画か動画かという区別もありますね。また、音には大きさ、音程、テンポ・リズム、明瞭さなどの構成要素があります。あなたの頭の中の映像装置や音響機器は、あなたが自由に調整できます。

 

やる気が見えないわが子の意欲を引き出すために、これまでで最高にうれしかった勉強の成果を思い出させます。
たとえば、テストで95点を取ったときのこと。目をつぶって、答案を渡してくれた先生の顔と言葉を思い出します。イメージの中で先生はどこにいるでしょう。自分の目の前に立っていて、イメージの大きさは目で見ているときと同じくらいの等身大。「がんばったね」と言ってくれたときの先生の声は大きく、はっきり聞こえます。
ふと見ると、答案は自分の手の中にあります。視界全部が答案です。ほとんどが〇です。95と右上に大きく赤く書いてあります。友だちの驚いた顔、お母さんのうれしそうな顔があります。明るい部屋で、お母さんは自分のすぐ目の前で微笑んでいます。「すごいじゃない」という声も大きく、はずんでいます。
どうですか?お子さまでなくてもいい気分になりませんか?このようにイメージできれば、この気持ちのまま勉強を始めることができそうです。

 

反対に、忘れてしまいたいような嫌な出来事は、思い出したイメージを暗く、小さく、ぼやけさせてみます。色もいっそのこと、モノトーンにしてしまいましょう。音声もできるだけ小さくします。すると、嫌な気持ちが少しでも弱まることでしょう。

 

イメージをするというのは人間に備わっている知能という能力です。その能力を自分自身のために使うのです。使わないなんてもったいないです。

 

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