勉強のしかたが分からなければ、真似をしろ

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勉強のしかたが分からなければ、真似をしろ

勉強のしかたが分からないというのは、常にある悩みのようです。多くの場合、成績が中位の生徒がそのような相談を求めてきます。おそらく、勉強はすることはするのだけれど、中途半端になってしまっていて、テストでは満足のいく結果が得られないのだと思います。テストに備えての勉強を始めるのが遅いという要因も大きいです。

 

勉強法に関する書籍はたくさん出版されていて、インターネットを検索しても、勉強法について書かれた記事を多数見つけることができます。どれもウソやデタラメではないので、それらのいくつかを参考にして、まずはやってみることです。やる前から評価はできません。やってみて、うまくいかなければ、どこが問題なのか考えること。うまくいかなかったのは、たまたまかもしれないからです。いろいろ工夫しても、やっぱりうまくできないときは、別の手法を試してみましょう。この、どこが問題かを考えることと、いろいろ工夫してみることがしっかりやれないと、たとえ100の方法を試しても結果は同じでしょう。

 

本屋さんに行って書籍を買ってこなくても、インターネットであれこれ検索しなくても、もっと身近な例が周りにありませんか?

 

クラスにいつも点数が良い子がいたら、その子はどんな勉強をしているか観察してみましょう。授業中のノートを取るタイミング、ノートの書き方、鉛筆や消しゴム、マーカーペンの数や机上の配置、視線はどのタイミングでどこに向けているか、など。授業中にじっと見ていたら怪しまれるかもしれませんので、うまく観察します。また、家での勉強について、教科と勉強時間、勉強時間帯、休憩の取り方まで、何回かに分けて聞き出します。

ある程度情報が集まったら、頭の中のスクリーンに、その子が勉強している姿を映し出します。できるだけリアルの想像します。次に、その子を自分の姿に置き換えます。自分がその子のように勉強しているところを想像するのです。まるで、今までの自分ではないような、別の自分が見えると思います。
そして今度は、スクリーンの中に入り込んで、自分がその場で勉強します。今までは勉強している自分の姿を外から見ている感じでしたが、今回は自分が見ているものは机の上にある教科書やノートです。自分が今まさに勉強している状況にいるとイメージします。

イメージがはっきりできるようになったら、実際に勉強を始めましょう。イメージした通り、成績の良い子と同じ勉強のしかたでやり始めます。何もかも真似します。最初から「これはいらない」などと取り除かないことです。その判断をするには、まだ経験が足りないはずです。
ただし、”良い勉強をする”という目的に必要のないことがあれば取り除いて構いません。コーヒーが飲めないのに、無理してコーヒーを飲むことはありません。代わりのものを探しましょう。

 

そうはいっても、違う人間です。まったく同じ行動ができないこともあるでしょう。だからといって、これをすることが無駄になるわけではありません。自分にはなかった考え方や行動パターンを取り込むチャンスだからです。そうして、自分の可能性を広げていけるのです。

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