夢への行動を検証する

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夢への行動を検証する

子どもは学習、大人は仕事のモチベーションを上げるために、将来の夢を持つことが効果的です。将来の希望なしには、日常の生活も活気のないものになってしまいます。
前回まで、どのように夢を描くことができるのか、その夢を実現するための第一歩をどのように考えるのか、というお話をしてきました。今回は、第一歩とそれに続く行動計画が遂行可能かどうかを検証するプロセスについてです。

 

「よし、○○をしよう!」と決意して始めてみるも、しばらくするとうまくいかなくなって、挫折するというのを繰り返す人がいます。取るべき行動を決めるところまではよかったのですが、果たしてその行動が継続できるものなのか、困難にあったときにどうしたらよいかを考えるのが苦手な人なのです。「とりあえずやっちゃおう!」と言う人はこのタイプが多いです。

 

行動計画は3段階くらいで考えるとよいですが、それぞれの段階で、どこかに無理はないか、人に迷惑をかけないか、どんな阻害要因がありそうか、などを考えておく必要があります。時間的、金銭的、体力的に無理な行動があった場合、それを続けることが難しくなり、計画がストップしてしまいます。他人に迷惑がかかるようでは、非難されることが多くなり、やる気を維持することができません。

 

そしてもっとも大事なのは、普通に考えても起こりうる、数々の問題・トラブルです。これらを考えておかないと、対応が行き当たりばったりになったり、簡単にあきらめてしまうことになります。
無数にあるすべての問題を予想することはできませんが、想定されるような障害については、どんなときにそれが起こり、起こったときにはどうするかを事前に考えておく必要があります。問題が発生したときに、想定したものと多少違った状況だったとしても、落ち着いて対応できます。たとえ、実際には発生しなくても、安心感を持って行動できます。

 

ここまで、「夢を描く」「行動計画を立てる」「行動計画を検証する」と、目標を実現させるプロセスを3ステップで見てきました。実際に行動に移す前に、これら3ステップを一度だけでなく、二度三度繰り返してみてください。実現可能性をさらに高められます。大事なのは、それぞれのステップでは、その役割に徹することです。たとえば、夢を描く(アイディアを出す)ときに、何をすべきかや可能かどうかは考えません。それらは他の役割で考えるのです。一緒に考えてしまうと、すぐに行き詰ります。、

このようにして目標と行動計画を作っていくと、なにも考えずにいるよりずっと意欲が高まります。しかし、なにごとも同様ですが、はじめて試してみて一回でうまくいくということは、そうあるものではありません。それは不慣れなだけなのです。何度かやっているうちに、効果を実感するときが必ず来るはずです。

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