勉強のしかたを真似る

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勉強のしかたを真似る

もっと成績を上げたい。もっとテストで点数をとりたい。そう思っているお子さんは多いと思います。でも、どうやったらテストで高得点が取れて、成績を上げられるのか分からないと言います。それが分かっていたら、もともと成績は良いのかもしれません。

 

何かを身につけたり、うまくできるようになるためには、そのためのトレーニングが必要です。学校の学習もその一つと言えます。いきなり高みに到達できることはまずあり得ないので、基本からコツコツと積み上げていくことになります。確実に知識をつけるにはそのようなやり方が適切だと思います。基礎も分からないのに、応用問題、実践問題にチャレンジしたところで、理解が難しいですし、解き方を覚えたとしても、知識の空洞化が起こり、すぐに多くの壁に直面することになります。

 

勉強のしかたそのものにも段階があります。教科書は黙読から音読に変える。授業中のノートはその場できれいに書くのではなく、お家で清書するように。間違えた問題は解答を見るだけではダメ。どうしてその間違いをしたかを考え、自分でもう一度解いてみる。効率的な学習には、場面場面で”基本”があります。これらを一つひとつ身につけていくこともアプローチの一つですが、いっぺんに身につけてしまう方法もあります。まさに”目から鱗”です。

 

勉強のしかたは人それぞれです。しかも、他人の勉強の様子を見ることはあまりありません。「成績のいい子はどのように勉強しているのだろう?」本人に聞いても、全部を教えてくれないかもしれません。それを教えてしまうと、ライバルが増やしてしまいますから。

そうであれば、盗みましょう。
授業中や休み時間、どんなことをしているのか”観察”するのです。観察に集中しすぎて、授業がおろそかになってはいけませんので、長期間に渡って、少しずつ観察するのがいいでしょう。どのタイミングでノートを書いているのか、目線や姿勢はどうか、近くの席であればノートの中身を見ることができるかもしれません。
そして、その動作を丸ごと真似をするのです。とにかく、最初は全部取り込むつもりで真似をしましょう。それをやっているうちに、「ここはいらないかな」と思うところも出てくるかもしれません。そのときは取り除けばいいのです。それぞれの行動の意味が次第に分かってくるでしょう。そして、「自分も同じようにできるんだ」と信じることが大事です。どうせ無理と思っているうちは、何をやってもうまくいきません。それは敗者のメンタリティだからです。

 

職人の弟子は師匠の技を盗めと教わると言われます。師匠と同じようにやってみようと努力(修行)するわけです。高度な技能ほど時間はかかりますが、不可能では決してないのです。

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