自分ルールに縛られている

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自分ルールに縛られている

あなたのお子さんはこんなことを言ってはいませんか?
「勉強なんかきらいだ!」

どちらかというと、勉強が好きな子のほうが少ないような気がします。だからといってやらないわけにはいきません。成績もさることながら、基礎知識や頭の使い方は子ども時代に習得するものです。時期を逃すとあで困るのは、学習も同じです。

 

ところで、「なぜ勉強が嫌いなの?」と聞いてみると、意外な答えが返ってきます。
「算数ができないから」
「漢字が難しいから」
どうやら、すべての教科が嫌いなわけではないようです。1つあるいは2つの教科があまり得意ではないときに、勉強全般が嫌いというふうにしてしまっていることがあります。苦手じゃない教科をちょっとがんばると、とても良い成績が得られるかもしれないのに、みすみす自分でチャンスを逸してしまってます。実にもったいないことです。

 

このように、人は少ないネガティブな経験から、他のすべてについても同様にネガティブだと決めつけてしまおうとします。「みんなスマホを持っている」「みんな○○ゲームを持っている」などというのは、たいがい2~3人の友だちが持っているのを誇張している場合が多いものです。ただ、この誇張は意図的にしているときもありますが、無意識でやっている場合があります。ものごとや傾向を部分的に捉えるよりも、一般化して考えたほうが脳は楽なのです。これが生理的なものとするならば、子どもを責めるわけにもいきません。

 

一般化したほうが脳は楽とは言え、そのことによって別の辛さが湧いてきたのでは修正しなければなりません。「みんな持っているのに、ボクだけ持っていない。仲間はずれにされるかも」などと悩んでしまうかもしれないです。
こういうときは「みんなじゃないでしょ?」と頭ごなしに指摘するのではなく、「何人の子が持っているの?それは誰と誰?」というように具体的状況を質問します。そうすると子どもはよく考えて、実際は3人しか持っておらず、同時に持っていない子もたくさんいることにも気がつくはずです。「仲間はずれにはされないな」と安心するでしょう。

 

この他にも、「みんなの前で話すことはできない」「一人で夜トイレに行けない」や「すぐにLINEの返信をしないといけない」「異性の子と遊んではいけない」といった、可能性や禁止のルールを自分で作ってしまって、それに縛られて辛い思いをしていることもあります。こんなときも、「もしそうしたら(そうしないと)どうなるの?」と質問します。例外はないものと思っていたことでも、意外とそんなことはないんだと気づいて、長く続いた辛さから解放されるでしょう。

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