相手の変化に気づくには

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相手の変化に気づくには

コミュニケーションにはお互いの無意識の信頼関係が必要ですが、その信頼感は常に一定ではなく、会話の最中であっても、失われたり、再び生まれたりするものだというお話をしました。相手のあなたへの信頼感が薄れているときに、大事な話をしても伝わらない可能性があります。あなたへの信頼感が保たれているのか、そうではないのかは、相手の言葉、話し方、表情、目や口の動き、身振りや姿勢などをよく観察する必要があります。

 

しかし、この観察というのはただ見ていればいいというわけではありません。いつもの様子とどこが違うのか、直前の表情や姿勢と何が違うのか、という「変化」を読み取らないといけません。普通に話しているときはあなたの目を見ながら話すのに、横に視線を送りながら話している。いつもは動かないつま先が不規則に揺れている。声がいつもより少しだけ高い。ほんのちょっとの変化であるかもしれませんが、それはコミュニケーションをうまく取ろうとしているあなたにとっては大きなメッセージなのです。

 

その小さな変化を的確にとらえるためには、相手の普段の状態を知っていなくてはなりません。毎日の生活の中で、どんな話し方をしているか、どんな体の使い方をしているかをもう一度よく見ておきましょう。
お子さんが赤ちゃんの頃は、ちょっとした表情や声の変化、手足の動きにも気を付けていましたよね。大きくなるにつれて、細かいところまでは見切れなくなるものです。

 

少し練習をしてみましょう。
周りに邪魔されるものがなく、リラックスできる時間と場所を選んでください。そして、お子さんが最もうれしかった出来事の話をします。ディズニーランドに行ったときのこと。部活で良い成績を取ったときのこと。何でも構いません。「あ、そういえば」と思い出したように話を切り出します。あなたが話し始めてからのお子さんの変化をよく見ておいてください。視線、表情、手や腕や足の動き、話し方、呼吸など、できるだけたくさんの項目に注意を向けます。会話をしながら観察するので、最初は結構難しいかもしれません。どのような変化がありましたか?それらがお子さんのうれしいときの反応です。
反対に、悲しかったこと、悔しかったこと、頭に来たときのことについても話題を見つけて話をします。そのときの変化もしっかりと観察します。いくつかのパターンをやっているうちに、だんだんと変化を読み取りやすくなるはずです。

 

そのようなお子さんの言動の変化の”データベース”ができると、今後のお子さんとのコミュニケーションの中で、言葉とは裏腹な本当の感情があることを知ることができるようになります。それが分かれば、適切な声かけができるはずです。
ただ、”データベース”は不変ではありません。適宜、更新することをお勧めします。

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