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行き詰まりを感じたら

日常で起こるさまざまなことに、行き詰まりを感じてしまうことがあります。勉強がはかどらない、仕事で何もかもうまくいかない、子育てでもあれもこれもやらなくてはいけないけど…。行き詰まり感におちいっているときは、リソースが不足しているのです。

何かをしようとするとき、そのために必要なありとあらゆる要素、たとえば時間、場所、知識、体力、資金、意欲、支援などがリソースです。このうちの何かが大きく欠けているとうまくいかなくなります。どのリソースが足りてないのか、そこに気づけないために、行き詰まりを感じてしまうのです。

具体的な例を見ていきます。

ゆうまくんは最近、勉強に集中できません。すべての教科でわからないことが増えてきて、練習問題が解けなくなってきました。さらに、部活のバスケットボール部ではある試合がきっかけで、チームメンバーとぎくしゃくするようになったのです。両方とも解決をしたいのですが、中2なのでまずは勉強をしっかりできるようになりたいと思いました。

お母さんに助けてもらい、この状況を変えようと決断しました。
まず、お母さんはゆうまくんに、実際に起きた状況をもとに、勉強していて行き詰った状態を思い出させます。数学の宿題をやっていたとき、最初の数問は解けたのですが、そこからはどの問題もどう解いたらよいかも思いつきません。教科書やノートを見ても解き方はわからず、勉強がいやになってしまいました。

そのときの状況を思い出し、同じような気持ちを感じるようになったら、あたかも幽体離脱でもするかのように、1~2歩下がったところから、行き詰まっている自分自身をながめていると想像します(ディソシエイトといいます)。
第三者的に自分自身を見ているゆうまくんに、その状況を変えるにはどうしたらいいかを考えてもらいます。第三者視点で見ていますが、ゆうまくんがこれまで経験してきたことはすべて知っています。似たような状況のとき、どのようにして解決したかを必死に思い出します。そのときの状況、そのときの気持ちはどうだったか。できるだけリアルに再現します。それが現在のリソースとなるのです。

有効なリソースを得たゆうまくんは自分自身に戻ります(アソシエイトといいます)。苦しくても、もう少し、もう少しと努力をしていたことを思い出し、また同じようにやれそうな気になったら、ちょっと気持ちが楽になりました。

行き詰まりを感じる場合、メンタルの要素が多くを占めますが、上記の例のように、リソースとしての知識が不足している場合もあります。お家での学習では、わからないところはお母さんやお父さんと一緒に教科書を読むなどして、少しの間でも”伴走”してあげると効果的なケースもあります。

札幌あおば学院
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