いうことを聞かない子ども(あるいは大人)

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いうことを聞かない子ども(あるいは大人)

「何度言ってもやらないんです」

勉強のこと、部屋の掃除、時間管理…。中学生くらいになると、親の言うことを聞かないという悩みを持つお母さんは多いと思います。特に勉強については、遠い将来でなくても、高校受験のことを思うと気が気ではありません。「あんたのためを思って言ってるのよ!」というのは本当の気持ちなのですが、子どもにはうまく伝わっていないようです。

 

このお母さんのかずかずのアドバイスを、コミュニケーションという視点で見てみましょう。
よく言われるように、コミュニケーションは双方向のやり取りです。一方通行ではコミュニケーションは成り立ちません。相手からの反応があって、はじめてコミュニケーションが成立します。コミュニケーションによって相手を動かそうとする場合、期待する反応を相手から得られるようにしないといけません。相手が肯定的な反応を示したということは、動機が生まれたという証拠です。

 

「これだけ言っているのに。うちの子は本当にダメね」と思っているとき、自分のアドバイスを受け取らない子どもが悪いと考えてます。しかし、もしかすると、お子さんはお母さんのアドバイスを受け取れない心の状態にあるのかもしれません。そんなときは受け取れないメッセージをいくら投げても、反応は望めません。同じようなメッセージを何度投げても結果は同じです。

 

それならば、メッセージのかたちを変えてみようじゃないですか。
たとえば、「勉強を始めるために何をしたらいい?」と聞いてみてはどうでしょう。あるいは、”勉強しなさい”は勉強しなければならないことが前提になっているので、「勉強をしなくてよかったら、何をしたい?」と聞いてみることで、何が勉強の妨げになっているかを探ることができます。

 

「勉強しなさい」と言っただけで勉強するお子さんもいますし、メッセージのかたちを変えても勉強しないかもしれません。「これだ!」という言い方はありません。しなければならないことは、うまくいかなかったときにはやり方・言い方を変えてみるということです。

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