”間接技”の効果

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”間接技”の効果

1日に何回お子さんに「○○しなさい」と言っているでしょうか?

「早く起きなさい」
「ご飯を食べなさい」
「支度しなさい」
「早く行きなさい」
「片付けなさい」
「勉強しなさい」
「お手伝いしなさい」
「静かにしなさい」
「早く寝なさい」

きっと、まだまだありますよね。これらの一つひとつは伝わっているでしょうか?

上記のような直接的な言い方だと、そのことに意識が向かい、本来の意図にかかわらず、自分自身の中で判断・批判が生まれ、無意識に反発や抵抗が起きてしまいます。一旦、抵抗が起きてしまうと、それを抑えることは難しくなります。仮に、そのときは言う通りにしたとしても、反復性は期待できません。
直接的な表現は使わずに、間接的な言い方で無意識に作用する方法をご紹介します。

 

・「早く片付けてしまったほうがいいと思うわ」
早く片付けなさいと言われるよりも、タッチが柔らかくて、命令された気になりません。したがって、その言葉に対しての抵抗が起きにくくなります。

・「テストはどうだったんだろうと心配してたのよ」
テストはどうだったの?では詰問されている気分になるかもしれません。心配していたことを伝えていますが、相手はテストの結果をどのように言おうか考えます。

・「片づけなんてしなくていいからね」
これは怒ってよく言ってしまうフレーズかもしれません。実はこれにはポジティブな効果があるのです。人は否定文で言われると、まず肯定文で考えます。つまり、片づけている姿をイメージします。そうすると「やってもいいかな」と思うようになります。

・「何かお手伝いしようかと思ってる?」
はい・いいえで答える質問になってはいますが、相手は具体的に何ができるかを考えます。何をしてくれるの?と聞くよりは柔らかい表現なので、答えやすくなります。

・「いま勉強できるというはすばらしいことよ」
勉強をすることができるという意味と、勉強ができる(成績が良い)という意味のどちらにも解釈できます。自分に響くほうを選択するはずです。

 

反発や抵抗を抑えるには、相手の意識をうまくかわすのが効果的です。間接的な表現によって、言葉のインパクトを柔らかくできれば、反発や抵抗も和らぎます。

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