”楽しい思い出”は”嫌な思い出”に勝つ!

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”楽しい思い出”は”嫌な思い出”に勝つ!

前回は生物学でいうところの、”反射”の機能を使ってやる気を引き出すお話をしました。すごくがんばって、うまくいった出来事を思い出させ、とてもいい気分になっているときにポンと肩を叩く。それを何回か繰り返していると、同じように肩を叩くだけで、その時の思い出がよみがえり、やる気が起きてくるというものでした。実はこれ、他にも応用がききます。

 

過去にすごい失敗をして、それを思い出すたびに後悔して、辛い気持ちになるということはありませんか?あるいは、大好きな家族と死に別れ、もう何年もたつのにいまだに悲しくなって泣いてしまうとか。または、友だちや恋人と大ゲンカして、思い出すと腹立たしいやら、悔しいやら、悲しいやら。
過去の出来事を消すことはできません。また、その記憶を消し去ることも完全にはできません。だからといって、思い出すたびに毎回辛い思いを繰り返すのは嫌です。せめて、辛い思いを少しは和らげることができれば。
こんなケースにも”反射”は使えます。

辛い出来事とは反対に、とても楽しかった、幸せな気持ちになった思い出はありませんか?「ないなー。」と思っても、よ~く思い出してみてください。必ずあるはずです。
ご主人との恋人・新婚時代に行った旅行、子供が生まれて初めて笑ったとき、難しい仕事をやり遂げて上司から褒められたとき、それまでのに人生の中で最もおいしいケーキに出会ったとき。
その時の気分はどうでしたか?最高だったはずですよ。もっと細かいところを思い出せませんか?すると、もっと気分が良くなります。

気分が最高潮に達したとき、シンプルなアクションをします。たとえば、膝を叩く、鼻をつまむ、耳たぶを引っ張る、ほっぺたを軽くつねる。何でもいいですから、一つ決めてください。あまりオーバーアクションにならないものがいいですね。
楽しい出来事を思い出して、最高の気分になったところで、その決めたアクション、たとえば鼻をつまみます。1時間、数時間、1日など、少し時間をおいてから、同じことを繰り返します。何度かやっていると、鼻をつまんだだけで、その思い出がよみがえり、いい気分になるはずです。これでOK。

そして、先ほどの嫌な思い出が頭をもたげ始めたとき、鼻をつまみます。嫌な思いが完全に吹き飛ぶとは限りませんが、楽しい気分と相殺されて、苦しい思いが広がりにくくなります。嫌な思い出を楽しい思い出でやっつける、みたいな感じです。
単純なルーティンですが、意外と効果があります。辛い思い出でお困りの方は試してみてはいかがでしょうか。

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