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勉強で何が大切?

勉強しなさいと言わないとやらない。
勉強を始めてもすぐに終わってしまう。
やってはいるが成績は伸びない。

このような悩みはありませんか?そもそもやる気がないからだと言っても、やる気とはどこから出てくるものでしょうか?動機付けをするにしても、どのようにやっていいのかわからないというところだと思います。

何かの目標や目的に向かって行動をするとき、その人が持っている価値観とそのクライテリア(ここでは価値基準と呼びます)が必要です。これらがはっきりしていないと、パフォーマンスが上がらない、あるいは着手すらしません。

「勉強をする」ことについてのクライテリアを明確にします。つまり、「勉強で大切に思うこと」は何かをいま一度確かめるのです。
お母さんの価値観やクライテリアを押し付けても効果はありません。たとえ中学生でも、勉強に対して思うところはあるはずです。

「勉強することで、どんなことが大切だと思う?」
たとえば以下のようにひと言で表すようにします。複数の要素があるものは別々にします。ひと言ずつメモ紙か付箋紙に書き、出てきた順番に並べていきます。
・成績をあげる
・学力を伸ばす
・○○高校に入る
・○○さんに勝つ
・お母さんが喜ぶ
このプロセスは時間がかかります。焦って言わせるのではなく、言うのを待つのです。聞き方を変えて、「勉強をするとどんないいことがあるだろう?」でもいいでしょう。
少なくても10個は出します。無理ではありません。子どもでもそのくらいは考えられる頭脳は持っています。

じっくり時間をかけて出そろったら、これらの中で一番大事なこと、二番目に大事なこと、三番目に大事なこと、というふうに優先度の高いものの順に並べ替えます。

それが終わったら、一番大事なことが書いてある紙を指して、「最も大事なことはこれですか?」とたずねます。答えが「いいえ」なら並べ替えます。
「はい」なら二番目に大事なことを書いた紙を指して、「これがなくても、1番だけあれば、それで大丈夫ですか?」とたずねます。

なぜ同じようなことを繰り返すかというと、心の中に何か他のものが隠れていて、それがより重要な要素を含むかもしれないからです。このプロセスをしっかりやらないと失敗します。

同様に三番目、四番目と下がっていきます。
最後までいったら、いま一度欠けているクライテリアがないか考えます。たとえば、「お母さん・お父さん・先生に褒められる」という言葉がない場合、十分ではないでしょう。子どもの学習への動機付けとして、親や先生からの評価は重要な構成要素です。

全体を見渡します。上位にあるクライテリアがもっとも動機付けとして働く要素になります(一般的には上位3~4位が真の動機だといわれています)ので、1~3位のクライテリアについて、もう一度どんな内容かを口に出して確認させます。勉強するうえで大事なことが再認識できれば、取り組みが変わります。

動機付けは普遍ではありません。環境、経験、能力によって変わります。中学生の動機づけと高校生になってからの動機づけは異なる可能性があります。

札幌あおば学院
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