テストが悪くてもラッキー!
先週で夏期講習が終わり、生徒たちは2学期が始まりました。
部活を引退した中学3年生は、いよいよ受験に向けて本気モードです。部活がなくなり、目標が絞れてきたため、夏期講習を契機にやる気が出てきた生徒もいます。もともと部活を引退してから勉強をしようと思っていたのか、このままではダメだと思ったのかは分かりません。しかし、自分にとって今、勉強が必要だと気づいたようです。
今までなかなか出てこなかった小さなやる気。何としても大切に育てたいです。あと半年。
勉強は辛いものです。一生懸命やっても、すぐには結果に現れないこともあります。学力テストの点数が思ったほど上がらず、がっかりしたことがありますよね?そんなとき、「あぁ、オレはダメなんだ。」と思うかもしれません。
でも本当にそうでしょうか?
テストの点数が悪かったという事実は変えられません。しかし、見方を変えると、「できない問題が何なのかが分かった」と言えませんか?解けない問題ばかりではないはずです。できる問題もたくさんありますよね。今回、自分でも見落としていた弱点が分かったということです。なので、そこを勉強すると次回のテストでは正解できるのです。
なんてラッキーなんでしょう!これで5点はアップします(笑)。
このように、ある出来事に対する見方や感じ方は一つではありません。もし良くないことが起き、ネガティブな思いにとらわれそうになったとき、気を取り直して、何か良い意味がないか考えてみてください。それを発見したとき、またやる気が復活するはずです。