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脚本を実現するプロセスパターン②

プロセス脚本の残りの3つをご紹介します。プロセス脚本とは、幼児期に決断した人生脚本を実現するためのプロセスのことです。

「いつもいつも」脚本
うまくいかないことを繰り返し続ける人がいます。人間関係だったり、仕事だったり、学びごとだったり。たとえば、付き合う異性はいつも同じようなタイプで、長続きはしなかったり、仕事を転々と変えているけれど、似たような内容だったりします。
話をするときにはある特徴があります。すぐに”脱線”するのです。「先週すてきなカフェを見つけてね…、ああ、一緒に行った友だちがおかしくて…、そうそう、来週時間あったらだけど…」少し極端ですが、コロコロと話題が変わります。

「もう一歩のところで」脚本
この脚本は、目標に向かって一生懸命努力をするのですが、もう少しで達成するというときに、なぜか失敗してしまう人のものです。学校のテストでも、入試でも、昇進試験でも、結婚でも。最後の最後でしくじってしまい、残念な結果となります。もちろん本人にはそうしようとする意識はありません。
もう1つ別のパターンがあります。目標は達成するのですが、すぐにまた新たな、より高い目標を定め努力を続けます。これが永遠と続きます。本人には何かを得たという達成感がありません。
彼らの話も脱線しますが、脱線したまま話を終えます。たとえば「明日の予定はたしか…ああ、来週なんだが出張があって忙しいんだ」です。もうひとつのパターンは「あのお店は雰囲気もいいし、料理もおいしくて、値段も手ごろなのよ。でも、場所が良くないの」などと、良いことばかり言い続けたあとに、悪いことを1つ付け加えるクセがあります。

「結末のない」脚本
前回ご紹介した「…までは」や「…の後では」と似たところがありますが、”その時”が来たあとは、自分で何をしたらよいかが分からないと感じるところが異なります。
子どもたちをがんばって育て、早く独り立ちしてくれないかしらと願っていたその時が来て、肩の荷が下りたと安ど感に慕っていたのも束の間。何をしたらよいのか考えもつかず、毎日途方に暮れるのです。定年退職をして、一日中ごろごろしているお父さんも同じです。
このような長期に渡る子育てや仕事ではなく、もっと短いスパンの人もいます。短期的な目標しか作らず(作ることができない)、それを終えた後は何をすべきか見当もつきません。

「私はどのパターンも持ち合わせてないわ」と思う人がいるかもしれません。しかしそれは、特殊なケースを除いては、自身で気づいていないか、大きな思い込みをしている場合がほとんどです。
人によっては1つだけではなく、2つのパターンを持っている人もいます。その場合、どちらか一方が強く出る傾向があるようです。

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