親からのしつけ(ドライバー)と脚本との関係

6つのプロセス脚本をご紹介したところで、先にお話ししたドライバーとの関係を見ていきたいと思います。ドライバーがなせる行動(ドライバー行動)ははた目にもすぐに分かりますが、その人がどんなドライバーを持っているかに気づくと、彼または彼女のプロセス脚本がどうであるかも分かるのです。
ドライバーとプロセス脚本は、1対1にも対応しますが、複数のドライバーと複数のプロセス脚本が対応する場合もあります。また、同じドライバーの組み合わせでも、異なるプロセス脚本を示すこともあります。
ここでは具体的なコミュニケーションの例は示しませんが、これまでご説明してきたドライバーとプロセス脚本の特徴から、ご自身のドライバーとプロセス脚本を特定すると、下記のような関連があることに気づくでしょうか?

※プロセス脚本の「もう一歩のところで」タイプ1は、目標達成までもう少しのところで失敗するパターン。「もう1歩のところで」タイプ2とは、目標を達成してもさらに高い目標を設定し、努力し続けるパターン。
どれにも当てはまらないと思った人がいるかもしれません。しかし、この関連は世界中で何千、何万という観察をベースにしているので、信頼性があると認められています。どれにも当てはまらないと感じた人多くは、自分のドライバーを読み違えているようです。