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視点の切り換えトレーニング

前回お話ししたように、子どもが悩みやトラブルを抱えているとき、お父さんやお母さんは我が子の”コーチ”として助けることができます。コーチングは、多くの状況で「○○しなさい」というティーチングよりも効果的であるとされています。
そしてコーチが使う技術には、相手に3つの視点を切り換えて考えさせることで、自ら気づきを得られるようにする方法があるとお話しました。その技術を使うための、ちょっとしたトレーニングをご紹介します。

ここでは、お子さんに対するコーチングを想定します。
最近お子さんと言い合いになったり、怒ったりしたときの場面を思い出してください。

その時点に自分を戻してみましょう。そのときに自分が見ていたものを見て、聞いていた声を聞いて、感情を呼び戻します。自分の視点です。あなたはそのときどう理解していたかを確認します。

次は、あたかも幽体離脱でもしたかのように、上から2人をながめるポジションや、2人から少し離れた中立的なポジションに移動すると考えてください。第三者の視点です。あなたとお子さんのやり取りはどのように見え、どのように聞こえるでしょう。それぞれの動きや呼吸のしかたまで詳しく観察します。

そして、今度はお子さんの中に入っていくのです。相手の視点に切り換えます。お子さんと同じ動き、表情、言葉づかいなど、できるかぎり相手になりきります。我が子ですので、ある程度は考え方やこれまでの経験は知っていると思いますが、どのくらいなり切れるかで成果は異なります。

次にまた第三者の視点に移動してください。同じように2人のやり取りを見て、聞いて、2人の様子を細かく確認します。この前に第三者の視点に立ったときとの違いに気づいてください。

最後にもう一度、自分の視点に戻ります。目の前の状況を徹底的に見直します。

ここまで終えたあとに、自分自身に問いかけます。
・この記憶に対する印象は変わりましたか?
・どの視点の切り換えがもっとも簡単でしたか?
・新たに気づいたことはありますか?

自分自身でできないと、お子さんや他の人にもうまくできません。このトレーニングで気づいたことを利用してください。回数を重ねるたびにうまくできるようになるはずです。

札幌あおば学院
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