”ついやっちゃう”から解放される
平日の夜更かしやダイエット中の間食など、本当はやりたくないのに、ついやってしまう否定的な行動の裏には、自分にとってプラスな要素が隠れています。無意識下にあるプラスの要素に気づいていないか、あるいは他に代替する方法が見つからないときに、否定的な行動をやってしまうのです。
そのような行動をやめるには、自分の内面と向き合う必要があります。
集中できる静かな場所で心を落ち着かせ、自分の内面に注意を向けていきます。否定的な行動をしている自分をイメージし、そのときの自分の気分を感じるようにします。
そして、その行動で何を期待しているかを、静かにゆっくり時間をかけて考えます。期待することがいくつか思いつくかもしれません。その中で、一番強い期待を特定します。
夜更かしの場合では、1人で自由を楽しみたい、あるいはなにか好奇心を満足させたいと思っているかもしれません。
一旦気分をリセットしてから、その期待するものは他では得ることができないかを考えます。ここでは、自分のこととして考えるのではなく、誰かのために考えてあげるように思ったほうが、いろいろなアイディアが出てきます。アイディアは2つ、3つ出すようにします。
次に、それらの行動をしている自分をイメージします。簡単にできて、しかも期待どおりの気分を味わえることをイメージし、感じてみます。
否定的な行動をしそうになったとき、思いついたアイディアをイメージします。もう、「ついやってしまう」というようにはならないでしょう。