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夢の実現に向かう3つの視点

前回、夢を実現するには「夢想家」「現実家」「批評家」の3つの視点を持ち、それぞれの立場で考えるのがよいというお話をしました。
しかし、たとえば「夢想家の視点で考えなさいと言われたって、実際にできないことを空想しても、無駄じゃないの?」と思う人がいるかもしれません。それこそ、夢想家になるのが下手な人です。前回も触れましたが、アイディアマンといわれる人は、最初の発想において、何の制限もかけずに単に期待することを考え始めます。
では何が違うのでしょうか?

一番大きいのは感覚の違いでしょうか。つまり五感の使い方に差があるのです。感覚が鋭いとか、鈍いとかではなく、どのタイミングでどのような五感を優先して使うのかということです。

夢想家、現実家、批評家にうまくなりきるために、ちょっとした環境の設定をしてみましょう。
それぞれの立場になりきる場所を決めてください。たとえば、夢想家はソファ、現実家と批評家はダイニングの椅子のような少しかための椅子がお勧めです。立場ごとに別の椅子を用意してください。

夢想家はゆったり座ります。頭と視線はやや上向きにします。子どもが夢を見るように、自由に発想します。やりたいこと、理想的なゴールをイメージするときは、文字通り、視覚を主に使います。

現実家は真っ直ぐ前を見て、やや前かがみの姿勢を取ります。細かい計画を立てている姿を想像してみてください。計画を考えるとき、自らがどのように動くかが大事になってきます。そこでは体感覚(触覚、嗅覚、味覚、感情など)が活躍します。

批評家の視線はやや下向きです。腕や足を組むのもいいでしょう。他人から大事な計画をチェックしてねと言われたときの自分を想像します。分析したり、論理的に考えるときは聴覚が優勢になります。言葉を用いて考えるので、聴覚のテリトリーなのです。

これらの3つの役割をローテーションしながら演じ、それぞれの立場で納得できる着地点を見つけます。それがやりたいこと(ゴール、夢、アウトカム)であり、実現するプロセスとなります。

札幌あおば学院
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