コミュニケーションギャップはお互いの視点の違い

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コミュニケーションギャップはお互いの視点の違い

「毎日コツコツと勉強することが大事なのよ。」
「分かってるって。」
「ほんとに分かっているのかしら。」

受験生とその親との会話で、ありがちなやり取りです。
のんびりしているように見える我が子に対して、何とかして勢いを付けようと、あれこれ言いたくなります。昔、同じことを経験しているので、うまくいくようにといろいろなことを伝えたいと思っています。
一方、子どものほうはその通りだと思っていても、親から何度も同じようなことを言われると反発したくなります。焦っていればいるほど、イライラしてしまいます。「分かっているから、ゴチャゴチャ言わないでほしい」と思っています。

 

ミスコミュニケーションが起こると、お互いに「自分は正しいことを言っている。相手が間違っている」と思ってしまいます。しかし、第三者から見ると、”正しい”というは視点の違いだということが分かります。それぞれの視点が違うから、主張が食い違うのです。年頃の子どもを持つと、「何を考えているか分からない」と感じることが多くなるものです。これも、自分が持っている視点と、年頃の子どもが持っている視点が異なることに起因しています。
コミュニケーションを改善するには、自分以外の視点を持つことが必要です。それによって、相手の真意が分ったり、新しい発見が得られることがあります。

 

頭の中だけで相手の視点を想定して考えてみるというのは、そんなに簡単なことではありません。途中で、自分の視点なのか、相手の視点なのか分からなくなったりします。
そこで、頭の中だけで考えるのではなく、物理的な空間を利用して考えてみます。
2つのイスを用意して、1つはあなた用、もう1つは相手になりきるためのものです。まず、あなた用のイスに座り、実際にはそこにいない相手を思い浮かべます。できるだけリアルにイメージしてください。反発している我が子がいて、「うるさいな」などと言っています。あなたの言いたいことを何でも言ってください。実際には言わないような辛辣なことでも構いません。すべてを吐き出してください。
次に、イスから立ち上がり、2つのイスが見える位置に立ちます。ここは第三者の位置です。”2人”の様子をイメージしてください。
そして次は相手のイスに座ります。我が子になりきってみてください。「うるさいな」と言っているとき、どんな気持ちでしょうか?やる気はあるけれど、勉強がうまく進まず、焦っていると感じられるかもしれません。
再び第三者の位置に立ちます。”2人”を眺め、第三者としての立場で考えてみましょう。
そして最後にもう一度あなたのイスに座ります。おそらく今度は前とは違った気持ちになると思います。相手のことが少し分かったような気がします。次からは言い方をちょっと変えてみようかなと思うかもしれません。もっと優しくなれそうな気もするのではないでしょうか。

 

「自分は正しい。相手が間違っている」と思っているだけでは、コミュニケーションは良くなりません。なぜならば、相手は簡単には変わらないからです。相手が変わらないのなら、自分が変わったほうが早いです。自分がちょっと変わっただけで、コミュニケーションがとても良くなったとしたら、すばらしいことだと思いませんか?

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