50点のテストを100点には変えられない

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50点のテストを100点には変えられない

新学期が始まって1か月半が経ちました。新しい生活にも慣れてきて、季節もいいですし、毎日をエンジョイしていることでしょう。すべてが順風満帆であればいいのですが、どうもうまくいかないということもあると思います。
たとえば、わりと真面目に勉強したけれど、学校の小テストでひどい点数を取ってしまった、とか。また、新しい友だちや先生が苦手なタイプの人で話がしづらい、とか。良い方向に持って行きたいのだけど、どうしたらよいのかと悩んでしまいます。

 

自分の周りにはいろんなことが起こりますが、すべてが自分にとって良いこととは限りません。嫌なこともたくさんあります。どうにかして、その嫌なことを変えることができればと考えてしまいます。しかし、人間関係の中で他人を変えることは簡単ではありません。むしろ、ほとんどのケースで、他人を自分の思うように変えることはできません。ましてや、自分に起こってしまった事実、その経験の内容を変えることはできるわけがありません。
しかし、それらの「嫌なこと」をずっと我慢して耐え続けることもできません。どうしたらよいでしょうか?

 

起きてしまったことや他人は変えられませんが、自分は変えることができます。

 

50点の小テストを何とか100点に変えようと思っても、それは不可能です。改ざんしてもすぐにバレます。点数を改ざんしたところで、50点を取ったという事実は消えません。50点を取ったことは自分にとってどんな意味があるかを考えてみます。
「真面目に勉強したつもりだったけど、十分ではなかった」
「自分が間違えやすい問題はどういうものか分かった」
「定期テストの前にそれらに気づけて良かった」

 

嫌いな先生の性格や自分への接し方を変えようとしても無理です。その先生はこれまでずっとそのようにして生きてきたわけですから、簡単には変わりません。そこで、その先生に対する自分の感じ方を変えてみてはどうでしょうか。
「嫌な雰囲気を出してるけど、たまにはいいことも言うよな」
「生徒のためにわざと厳しいこと言っているのかもしれない」
「苦手な人を増やすのも嫌だから、うまく付き合えるようにがんばろう」

 

嫌な相手のことばかり非難したり、起きてしまったことをいつまでも辛く感じ続けるよりも、それらの現実に対する自分の感じ方、受け止め方を見直すことで、もっと楽しい毎日が送れるようになるのではないですか。

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