夢を語ろう!
受験が近づいてきました。志望校はほぼ決まりましたね。
志望校を選ぶとき、さまざまな動機があります。
いい大学に入りやすいから。
野球が強いから。
制服がかわいいから。
家から近いから。
高校入学は人生において一つの分岐点です。どの道に進むのか。道を選ぶとき、できればその道がどこに続いているかを見通したいですよね。
「将来、何になりたいの?」
よく生徒にたずねます。8割くらいの確率で次の答えが返ってきます。
「分からない。」
中学生でも将来どんな職業に就くのか想像できない生徒が多いのです。しかし、もし将来の夢があったなら、どんな高校に入って、さらに大学に行くのか、別なことをするのか、自分の進む道が見えてきそうです。そしてそれは新たな強いモチベーションをもたらせるでしょう。
夢を語らせましょう!
一人ひとりの姿や考え方が違うように、夢も一人ひとり違います。その子にしか思いつかない、ワクワクするようなアイディアがきっとあります。
恥ずかしくて言えないと言うかもしれません。そんなときは、お母さんやお父さんが子どもの頃に見ていた夢の話をしてはいかがですか?いえ、お母さん、お父さんの今の夢を聞かせてあげてください。興味津々で聞くことでしょう。
そして、夢を単なる夢で終わらせないために計画が必要です。さらに計画の実現可能性を高めるための工夫も必要です。次回、そのあたりをお話します。
夢を実現させようと考えること自体、ワクワクしませんか?
『夢見ることができれば、それは実現できる。』 ウォルト・ディズニー