テストができなかったのはママのせい?

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テストができなかったのはママのせい?

誰か(たとえ家族であっても)と話していて、だんだんと会話や雰囲気が険悪な感じになり、最後は嫌な気持ちで終わるということはありませんか?しかもそれは一度だけでなく、ときどき繰り返してたりはしませんか?

 

おそらく、ほとんどの人が多かれ少なかれ、そのような経験を持っていると思います。それは無意識のうちに始まり、気がついたらいつものパターンに陥っているはずです。その流れは、あなたか相手のどちらかが仕掛け、駆け引きのようなやり取りがあり、驚きや混乱を経て、後味の悪い結末に続きます。だいたいいつも同じです。いろいろなパターンがありますが、一つ例をご紹介します。母子の会話です。

 

「今回のテスト、どうだった?」
「習ってないところが出て、できなかった」
「あら、そう(そんなはずはないわ)。それ以外はできたの?」
「いや、昨日勉強できなかったから」
「どういうこと?してたじゃない?」
「お母さんがバタバタしてて集中できなかった」
「お母さんのせいって言うの?」
「静かにしてくれてたら、もっとできたのに」
「自分の勉強不足をお母さんのせいにしないで!」

 

自分の過ちを認めずに、誰か(特に相手)に責任を転嫁するやり取りです。相手に罪悪感を抱かせ、自分が有利に立とうとします。承認要求の一つです。実は家庭内暴力はこの代表例と言われています。
原因は幼児期にさかのぼります。まだ小さい幼児の頃から母親が子どもに干渉しすぎて、何でも先にやってしまったため、困難に耐えたり、乗り越える力をつけずに育ってしまった子に多いとされています。いつも母親がすべてやってくれるので、自分の行動に対する責任感を感じることなく生活してきたのです。思春期くらいになり、自己の確立を求められるとき、普通の子であればなんとか取り組める問題でも、すぐに挫折してしまい、すべて親のせいにするようになります。
成人になってもこの意識は変わらず、仕事で失敗しても、すべて他人が悪いと責任を転嫁してしまうのです。このやり取りをよくやっている人は、自分の説を曲げず、相手の言うことを受け入れることができません。

 

本人の”信念”を変えるのは一筋縄ではいきません。医学的な治療が必要なケースも少なくありません。もしかすると、一生直らないかもしれません。まずはこのようなやり取りに巻き込まれないようにすることです。相手が乗って来ない限りやり取りは成立しないので、本人もあきらめます。
上記の会話であれば、「習っていないところが出た」と言った時点で、「そうなの。それじゃあ、今度先生に聞いてみるね」とか、「できなかったところはちゃんと復習しなさいね」などと言って会話を閉じます。また、テストができないのは、すべて自分の責任であることを前もって伝えておくことです。

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