自分の自動操縦から抜け出せ

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自分の自動操縦から抜け出せ

今日から4月。新しい学期の始まりです。多くの生徒は春休み中なので、進級した実感はまだないと思いますが、新年と同様に気持ちも新たにがんばってほしいですね。

 

そんな親の思いも知らずか、休みに入ったとたんにだらけた生活を送るわが子。少しでも前学年の復習でもしたらいいのにと声をかけますが、生返事を繰り返すだけ。しまいには、「うるせぇな」と逆ギレする始末。どうしたらちゃんとしてくれるんだろうと悩みます。
もしかすると、子どもも「このままではダメだ。なんとかしなきゃ」と思っているかも。そう思っているのにできない。だから人から言われると余計に腹が立つのかもしれませんね。

 

人は自分の行動をパターン化したがるものです。意識してパターン化した覚えはなくても、無意識がそうさせています。たとえば、朝起きてから職場に行って仕事を始めるまで、毎日同じ行動をしていませんか?顔を洗って、ご飯を食べて、服を着替えて、同じルートで職場に着き、始業前のコーヒーを飲む。毎日毎日、これをやってから、あれをやって、次はそれ、というようには考えず、半分以上は無意識で行動してると思います。まるで自分が自動操縦になっているかのように。
どうしてそのパターンが身に付いたかは覚えていないかもしれません。しかし、その一連の行動をすることが良い方法だと考えたから、そのパターンを維持できているのです。

 

けれども、すべてが効率のよい、快適なパターンとは限りません。はじめの頃の何回かはうまくいったのでパターンとして身につけたのですが、あとになって状況や環境が変わると、自分にとってあまり良くない習慣(パターン)になっていることがあります。厄介なのは、一度身につけたパターンはなかなか変更することができません。いつもやっていることを少しでも変えるのって、エネルギーが必要ですよね?一旦、自分の自動操縦モードから抜け出て、必要な変更ができればいいですよね。

 

パターンを変更するには、まずそのパターンがどんな行動や感覚・感情から成り立っているかを振り返ってみます。
だらけた春休みを送っているわが子の、朝起きる行動から見ていきましょう。

6時にお母さんに起こされる(これ自体がなくなっていないでしょうか)
   ↓
目覚まし時計を見る
   ↓
「まだ6時か。もう少し寝よう」(心の中の声)
   ↓
目が覚めて時計を見ると10時
   ↓
「何にもしたくないな。でも腹減った」(心の中の声)

この流れでは視覚と心の中の声(内部対話)しか使っていません。使う感覚が少ないと、インパクトが弱く、意識も活性化しにくいのです。これを以下のように変えてみます。

6時にお母さんに起こされる(これはいつも通り。自分で起きるためには別のアプローチが必要)
   ↓
「6時か。今日は何をするんだっけ」(心の中の声)
   ↓
今日やること、やっている自分を想像する
   ↓
想像の中でやり終えた達成感を感じる
   ↓
「よし、起きるぞ」(心の中の声)
   ↓
起きて身支度を始める

ここで大切なのは、やるべきことをやっている自分を想像すること。そしてそれをやり終えたときの達成感、気持ちよさも仮想することが大事です。これによってやる気が生まれます。

 

このように、自分が望まないパターンに陥っているときは、各行動とそのときの感覚・感情を再現し、それら自体を変えるよりも、新しい行動とそれに付随する感覚を追加することで、とらわれていた自動操縦から抜け出すことができます。自分が作った自動操縦モードは、自分自身で変えるほかありません。

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