視覚が得意な人

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視覚が得意な人

前回、人はそれぞれ、得意とする五感(視覚、聴覚、嗅覚・味覚・触覚を含む体感覚)があるというお話をしました。視覚を得意とする人、聴覚を優先して使う人、体感覚が主なセンサーになっている人。それぞれのタイプについてご紹介します。今回は視覚を得意歳、ベースとして考える人です。自分自身ではどの感覚を優先的に使っているか、気づかないことが多いものです。あなた自身、そしてお子さんやパートナーはどのタイプかチェックしてみてください。

 

視覚を優先する人とは、視覚からの印象を強く持つ人のことです。思い出や勉強の暗記においても、対象のイメージを頭の中に置きます。楽しかった思い出や辛い経験は、そのときの情景が写真や動画のように頭の中に残っています。周りの色や明るさ、人の表情や動作、服装などをよく覚えています。その話をするときは、あたかも写真を見ながら話しているように言葉が出てきます。
学習においては、英語のスペルを覚えるときは、文字の1つ1つや発音よりも、単語全体の”形”で覚えることが多いです。漢字も同様です。ノートはさまざまな色を使い、ラインペンを多用します。また、「ここ大事」などの重要ポイントはイラスト入りで書いています。参考書や問題集は多色刷りのものを選ぶ傾向があります。
また、周りの目を強く意識します。いつもきれいな格好をし、持ち物をきれいにしています。自分はがんばっているというところを見せようとします。プレゼントをするときは、きれいな包装紙や真っ赤なリボンは欠かせません。

話し方については、イメージに関する言葉をよく使います。明るい・暗い、大きい・小さい、目に入る、先が見えない、視野・ビジョン・場面・シーン・イメージなどの言葉、キラキラ・ピカピカなどの擬態語を好みます。「話が見えない」というのは、その典型です。
そして、どちらかというと早口です。頭の中に浮かんでくるイメージを言葉に変換しなければならず、その膨大な情報量のため、どうして早口になってしまいます。ときどき話が飛ぶこともあります。次から次へと浮かんでくるイメージを言葉に変換しきれないのです。

目や視線の動きは、上のほうを向くことが多いです。また、焦点が定まらずに正面を見ることもあります。手は肩から上のほうでよく動かします。

 

いくつか当てはまるものはありましたか?
ポイントは、そのような言動が比較的多いということです。一瞬、上のほうを見たからといって、視覚優位とは言えません。

 

次回は聴覚を得意とする人についてです。

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