五感を使い分ける

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五感を使い分ける

人は五感を使ってすべてのことを体験します。コミュニケーションをするときも五感が大いに働きます。
ここまで、五感を3つに分けて、それぞれの感覚を得意とする人の特徴をご紹介してきました。大切なのは、相手に対して「○○感覚の人」というレッテルを貼ることではなく、相手の得意とする感覚に気づくことで、相手に合わせることができ、相手から無意識の共感を得ることです。その結果、最高のコミュニケーションを築くことができるようになるのです。

 

ここでちょっと気をつけなければいけないことがあります。状況によって、得意な感覚を無意識に使い分けていることがあるのです。たとえば、仕事や職場においては聴覚を得意とする人も、プライベートでは身体感覚を優先して使っていることがあるのです。仕事の報告はきちんと内容を整理し、言葉を選びながら、理路整然としてくる人も、家庭ではキャンプが大好きで、子どもたちとじゃれあい、あるいは自然との一体感に酔いしれているかもしれません。しかし、家で読書をするときなどは、聴覚を優先している可能性が高いです。
つまり、「この人は○○感覚が得意な人だ」と決めつけてはいけないということです。
特に大切な人との人間関係においては、いろいろな場面でどんな感覚を優先しているかを、時間をかけて見つけていくことが必要でしょう。それはまた、相手の人間としての幅に気づくことにもなります。

 

大人は状況に応じて自分の行動をコントロールすることができます。したがって、状況ごとに優先する感覚を使い分けることができます。しかし子どもの場合は、まだそのようにできるほうが少ないです。勉強も遊びも、学校も家庭も同じ感覚を使っていることが多いようです。
しかし、ときどきよく観察してみてください。これまでに見せたことのない変化があるかもしれません。それはまさしく、大人に変わろうとしている兆しです。それを発見するのも親としての楽しみではないでしょうか。

 

もう一つ大事なことがあります。
自分は○○感覚が得意だと思っていても、それにこだわりすぎないほうがいいでしょう。一つの感覚にこだわっていると、他の感覚を抑えてしまいます。その結果、他人からは単調な人と見られ、敬遠されることすらあるかもしれません。仕事において聴覚を優先しているなと分かったら、あえて視覚的なことを取り入れてみましょう。報告書に図やグラフを豊富に用いたり、支障がない程度に感情的な表現を使ってみるのもよいかもしれません。そのことによって、相手はあなたの新しい一面に気づいたり、あなた自身のコミュニケーションの柔軟性を高めることができます。

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