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勉強しているようです?

「いつも勉強しなさいって、声をかけてます。少しは勉強しているようですけど…」

 

声かけは毎日のようにしているのですが、きちんと勉強しているかどうか分からない、というようなことを聞きます。
どこか、他人事のようですね。
詳しく聞くと、声はかけるものの、お母さんも忙しいので、そのあとはよく見ておらず、1~2時間経って「勉強は終わったの?」と聞くと、「終わった。」と答えるそうです。でも、何をどのくらい勉強したかは分からない、どうせ聞いても分からないし、というのがお母さんの言い分です。

 

自立的に勉強できない子の場合、上記のようなケースではあまり勉強はできていません。お母さんがうるさいから、とりあえず”勉強するポーズ”をとっているだけです。何を勉強したの?と聞かれても適当に答えておけば、確認されるわけでもないし、ごまかせると思っています。そして、「お母さんなんて簡単。」と思っているかもしれません。

 

このコミュニケーションにおいて、お母さんとお子さんとの信頼関係は弱くなっています。親子であっても、信頼関係は常に一定ではありません。特定の状況においてはぐっと弱まることもあります。信頼関係が弱まっている状態は、相手をよく観察すると分かるのですが、その話はまた後日。

 

自立的に勉強する、黙っていても自ら勉強するという習慣をつけるのは簡単ではありません。勉強はもともと努力という苦痛を伴うものです。それを克服するために、幸福イメージを伴う目的・目標・夢が必要です。お子さん自身では気づきにくいこともあるので、お母さんのほうからときどき「どうなりたいの?」、「どういうふうでいたいの?」という質問をしましょう。

 

そして、勉強をしてほしいと伝えるコミュニケーションにおいては、ただ言葉で「勉強しなさい」と言っても、お子さんの心には届きません。言葉以外のメッセージも必要です。それは表情であったり、身振りであったり、行動であったりします。

 

自ら勉強できるようになってもらいたいなら、少し手間をかけませんか?

 

「勉強しなさい」という命令の代わりに、「今日も勉強がんばるんでしょ?」などと間接的にうながしてみましょう。
さらに、お母さんも一緒に読書などを始めてみてはいかがでしょう。お子さんの状況に合わせるのです。お母さんも一緒に勉強していると感じて、共感や安心感を持つはずです。
ちょっと面倒かもしれませんが、何度か繰り返しているうちに、お子さんは一人でも勉強するようになります。

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