「やってもできない」を変える

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「やってもできない」を変える

中学校の期末テストが近づいてきました。新学期最初の定期テストですし、いいスタートを切りたいものです。
しかし、わが子を見ていると、どうもやる気がないようで、学習時間も増えていきません。そこで子どもに聞いてみると、「勉強が分からないし、やってもできない」という答え。「やらないから分からないし、できないんでしょ!」とキレてしまうということはありませんか?

 

これまでと同じような毎日を過ごし、同じようなことをしていては、何の変化も期待できません。何かを変えていかないと、成績も上がるはずがありません。
まずは、子どもに本当に良い成績を取りたい、できるようになりたいという思いがあるかどうかです。おそらく、ほとんどの子どもは「ある」と答えるでしょう。それは人間の自然な欲求のひとつですから。
では、どうして「やりたくない、やらない自分」から、「がんばれる自分」に変わろうとしないのか。複雑な状態がからんでいると思われますが、原因の一つには本人が言っているように、「やっても分からない、できない」という思い込みが離れないからでしょう。

 

人が行動を起こしたり、変化しようとするとき、自身の能力、経験、感情、信念、環境などが必要です。それらは行動のための”資源”とも言えます。資源がなければ、行動は起こせません。多くの人は、それまでの人生の中で、たくさんの資源をすでに手に入れています。経験は日々の積み重ねです。能力は経験によって得られます。感情や信念は幼少期より、いろいろは人から影響を受ける中で、ポジティブなものを多く持っているでしょう。環境は時間、場所、お金などです。つまり、何らかの行動を起こそうとするとき、人はすでにそのための資源をいくつか持っています。資源がないのではなく、その存在に気づいていないだけなのです。

 

「やってもできない」という子どもに対して、過去にがんばって成功したという体験を思い出させてみましょう。大きな成功でなくてもいいのです。テストで80点を取った。運動会で2位に入った。習字を褒められた。そんな体験は必ずあるはずです。それらを一緒になって思い出してみてください。そしてのその時の達成感、満足感を再び味わってください。成功体験は、再びやってきます。

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