迷う志望校選び

お問い合わせ
電話番号

迷う志望校選び

「いい高校に行ってほしいわ」

中学3年生は志望校を絞り込み、決める時期に来ています。すでに決めていて、合格に向けてがんばっている生徒もたくさんいますが、いまだに迷っている生徒も少なくはありません。そういうケースでは、本人の希望と家族の希望が一致していないことが多いようです。
生徒も保護者も同じように「いい高校」と言います。「悪い高校」より「いい高校」のほうが良いわけで、それは当然のことなのですが、どうも何が”いい”のか、両者の判断のよりどころが違うようです。

 

生徒は「校舎がきれい」「家から近い」「友だちが行く(いいと言っている)」「やりたい部活が盛ん」「制服がかわいい」というようなことを言います。それに対して保護者からは「学費が安い(公立)」「レベルが高い」「進学実績がある」「評判がいい」「家から近い」などが聞かれます。「家から近い」は一致していますが、志望校を選ぶときは複合条件となるので、他の項目で一致できないと、合意は難しくなります。

 

私は生徒に、高校の説明会やオープンキャンパスに参加するように勧めています。
子どもたちは、「友だちがいい(ダメだ)と言っている」という、”うちわの情報”に左右されることが多いようです。中学生くらいになると、自らの自立心に伴い、友だちとの信頼関係を築こうとする欲求が高まり、勢い余って自分の家族よりも友だちとの信頼感に価値を置いてしまうこともあります。そして、その友だちからの情報が自分にとって”真実”となってしまうのです。すでにその時代を経験した大人からすると、友だちからの情報がいかに怪しいかは明白です。

「信頼できる人から聞いた話は本当だと思うけど、自分で確かめてみることも大事だよ。大切な決断をするときには、自分で見て聞いて、本当にそうかを確かめないと、あとで後悔するかもよ」

実際にその高校に行って、自分の目で見て、自分の耳で聞いて、雰囲気を感じ取ることが必要です。そして、自分が見たこと、聞いたこと、感じたことを、自分の言葉で表現してみましょう。そうすることで、その高校の良さを保護者に伝えることができますし、自分自身でも確認することができます。

 

保護者の方は、自分たちが考える「いい高校」を、具体的に何がいいのかを伝える必要があります。レベルの高い高校がいいのなら、どうしてレベルが高いほうがいいのか、その高校で得られるものは何か、それが子どもの将来にどのような価値をもたらすかをきちんと話してあげてください。「うちの子は○○高校に行ってるのよ」と人に自慢をしたいのであれば、そう話してください。「どうしてお母さんはそう考えるの?」と聞かれるかもしれません。そして、それが自分の価値となるかは子どもが決めるでしょう。
もし、保護者の方も迷っているのでしたら、自分の子が高校で学び、友だちなどと社会性・協調性を養い、楽しそうに笑い、ワクワクしながら高校生活を送っている姿を想像してみるのがいいと思います。そのイメージが、考えている高校と一致するかどうかです。

お問い合わせ

    お名前 (必須)
    電話番号
    メールアドレス

    ※確認のためもう一度入力してください

    学年
    ご要望(任意)

    上記の内容を確認して確認・送信ボタンを押してください。