すぐに答えを聞きたがる子

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すぐに答えを聞きたがる子

うちの塾にもいろんな生徒がいます。

口数が少なくおとなしい子、おしゃべりが好きな子。
来てから帰るまでずっと集中して勉強できる子、問題を解くたびに一休みする子。
難しい問題でも立ち向かおうとする子、楽な問題から先にやろうとする子。

難しそうな問題が出てきたとき、「分からないや。」とすぐにあきらめて誰かに解き方を聞こうとする子がいます。いろいろな理由で学力の伸びが遅くなります。
自分で何も考えずに聞いて教えてもらったことは、ほとんどの場合、すぐに忘れます。そしてまた同じ質問をします。レベルの低い家庭教師は面倒くさいので、質問されたらすぐに答えを教えます。その場ではできますが、しばらくすると忘れてしまいます。これが家庭教師をつけても成績が上がらない原因の一つです。
あるいはまた、すぐに教えてもらうことで、難題に向かって自分なりに考えてチャレンジするという感覚が育ちません。学年が上がるにしたがって、どんどん難しくなっていく勉強にじっくり取り組むことができなくなります。将来においても、ちょっと厄介なトラブルが起きたときに、それから逃れようとするようになります。その結果、周りからの信用を失います。

 

それでは、すぐに聞きたがる子に対してはどのように対応したらよいでしょうか。
聞きたがるのには理由があります。不正解になると嫌だから。そしてその結果、頭が悪いと思われたくないから。
不正解だと気分は良くないですね。うちの塾の場合、不正解になると、ドリルの問題数が増えます。なおさら嫌ですよね。

たとえ失敗しても、それを乗り換えていく力を付けていかないといけません。人生は小中学校の勉強よりはるかに難しいですから。

 

質問してみます。
「もし、自分で考えて解き方が分かったらどう思う?」
あるいは
「もし、いつも分からないときに誰かに聞き続けたらどうなると思う?」

 

自分でそうなったときのことをイメージさせることで、自分が取るべき行動に気づきます。それがやる気に発展するのです。
苦手にしていた問題を、がんばって何とか解けたとき。そのときはその努力を褒めてあげ、成果を一緒に喜んであげましょう。もし、それがあなただったらどうですか?

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