ついやってしまうこと

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ついやってしまうこと

本当はやりたくないのに、ついやってしまうという行動はありませんか?

 

たとえば、ダイエットしているのに、つい甘いものを買ってしまう、とか。
朝早く起きないといけないのに、寝る前についスマホを長い時間見てしまう、とか。

 

「私、意思が弱いから」と思って、半分あきらめてはいないでしょうか?
自分で決めたことを、いつもきちんと継続できない気がして、自分は意思が弱いと思ってしまうかもしれません。
でも、すべてに対して意思が弱いわけではないですよね?
過去の経験を一つひとつ見ていくと、すぐに止めてしまうこともあったかもしれませんが、結構長くがんばっていたこともありませんか。そして、今も続いていることもあると思います。
もし、完全に意思が弱いのならば、すべてが同じく長続きしないはずですよね?そうではないのには理由があるんです。

 

さて、”やりたくないのにやってしまうこと”をちょっと振り返ってみましょう。
ダイエット中の甘いもの。甘い味覚は人を幸せな気分にします。生物学的な反応です。つまり、甘いものを食べることで、幸福感を得ようとしているのです。禁断のお菓子は、あなたの幸せの一部だったのです。

 

寝る前のスマホ。多くの人が複数のSNSを使用していて、ひっきりなしにいろんな人が投稿します。友だちの最新の投稿を常にキャッチアップしていないと、話題の外に置かれるような気がして不安になる人がいます。また、自分の投稿に対する他の人の反応が、とても気になったりします。共感してくれるといいですが、”いいね”が付かないと心配でいられなくなります。これらは、友だちとつながっていたいという欲求、友だちとつながっていると感じることによる安心感を得ようとする行動です。すなわち、社会的な安心感を求めるために、たとえ寝る前であろうと、スマホを使用するのです。

 

このように、”やりたくないのにやってしまうこと”は一見、否定的な行動と思われますが、その根本には積極的で肯定的な意図があるのです。この意図が満たされない限りは、行動は続きます。
そうであれば、別の行動によって、その意図を満たすようにすれば、やりたくない行動を回避できるのではないでしょうか。代替案です。あなたの幸せは、甘いものだけでできているわけではないはずです。友だち付き合いにおける安心感は、SNS以外でも得られますよね?
まずは、裏に隠された意図を探してみましょう。

 

ところで、意志の強弱はどこから出てくるのでしょう?それはたぶん、目標への思いの強さではないでしょうか?「絶対やってやる!」と思っていることは、長続きしていませんか?

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