意識を変える意識

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意識を変える意識

目標の立て方や目標を実現しやすくするにはどうしたらよいかというお話をしてきました。
ここでは、目標に向かう際に、自分自身や自分の回りに対しての気持ちの持ち方についてお話します。目標を実現しようとするとき、その目標に係わることへのいろいろな見方や考え方・意識を見直して、それらがうまくかみ合うと、目標も実現しやすくなるのです。

私たちはいろいろものを意識していますが、その意識の対象は6段階に分かれていると考えられています。五感で感じることができるものから自分自身のあり方まで、今まで”意識してこなかった”意識の体系があります。「成績を上げる」という目標の例とともに、下のほうから順番に見ていきましょう。
環境
あなたを取りまく周りの状況です。誰がいるか、そこはどこか、何があるか、何が見えていて、何か聞こえているか。実際にあなたが意識できている”事実”です。すなわち、それらの”事実”に対するあなたの意識はどのようなものであるか、ということです。
「内申点が○○ランクで、志望校には2つ足りないので、焦っている」というのは、あなたの環境への意識です。

行動
あなたは今、どんなことをしているかということです。勉強している、ゲームをしている、会話をしているなどです。自分は何をしているか、何をすべきかという意識です。この行動が変わると、1つ下のレベルの環境が変わります。
「勉強する」ように意識して行動を変えると、成績は上がります。

能力
何かをどのようにするかというスキルや資質です。体力や精神力、集中力、自己管理能力などです。学力も能力です。ここでは、学力を伸ばすために勉強し、成績を上げることを目指しているので、勉強をするために必要な能力は学力ではなく、集中力や自己管理能力と言えるでしょう。これらがアップすると、行動が変わり、よく勉強をするようになります。

信念・価値観
あなたが信じていることや、あなたが大切に思っていることです。あなたのこれまで経験によって築いてきたものです。これを変えるのは少し大変でしょう。しかし、信念や価値観を変えることで、行動や能力までも変えることができます。そうしないといられないと思うようになります。「青春、楽しいのが一番」と思っているのが、「今こそ勉強すべき時期だ」という信念に変わると、勉強に対する集中力や自己管理能力も上がります。

自己認識
自分は何者かと意識しているかということです。平凡な父親である、過保護な母親である、平均的な生徒であるなどです。もし、「普通の生徒」(何をもって”普通”というのかあいまいですが)という意識を、「ここという時にはがんばれる生徒」に変えることができれば、「今こそ勉強するときだ」という信念が生まれることでしょう。

スピリチュアル
少し難しいですが、自分自身のことだけではなく、自分を含むもっと大きなつながり・世界の中で、自分はどういうものだろうという意識です。お父さんとお母さんの二番目の子ども、クラスの一員、札幌市の中学3年生の一人などです。「人は人、自分は自分」と思っていたのを、「クラスで優秀な生徒」や「学区で上位○○位内をキープできる生徒」に変わると、「自分はがんばれる生徒」という意識に変わります。
下から順に6段階で見てきましたが、それぞれの意識が変わると、その下の意識も変わるということが分かると思います。すなわち、何かを変えたければ、その上の意識を変えることで、”自動的”に変わることができるということなのです。

次回はこれらの6段階の意識をうまく整合を取っていく方法についてお話します。全体が一つの方向に向いていれば、目標達成も自分の思った通りにうまくいくかもしれません。

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