やる気を出させる励まし方

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やる気を出させる励まし方

新学期が始まって1か月が経ちました。希望に燃えて迎えた新学期。五月病とはいかないまでも、以前よりはちょっと意欲が低下気味ではないですか?中学校では来月にはさっそく定期テストがあります。これまでのテストの結果を振り返ると、もう少し早く準備に取りかかればいいのにと思っても、当の本人は気に留めない様子。何とかやる気を出させる方法はないものかと、いつもながら気をもんでいませんか?

 

自分から行動を起こさないお子さんの場合、具体的な取り組み方を伝えることも必要です。1日の学習スケジュール、教科ごとの学習計画、学習の手順など、一から教えてあげなければならない子もいます。しかし、一度その取り組み方がわかれば、次からは自分で計画できるはずです。つまり、最初に例を示してあげるわけです。

 

このような他律的な学習は、はじめはちゃんとできていても、継続的に進まないケースが多いです。個人差はありますが、中学生くらいの年齢になると、自分というものを意識し出します。これによって反抗期の言動も出現するのですが、自分自身で物事を遂行、達成したいという欲求が強まります。そうすると、だんだんとお母さんの指示した勉強をしなくなるのです。必要だと理解はしているのですが、その通りにやりたくないという気持ちが強くなります。しかし、他のやり方を知らないので、勉強をしなくなり、結局、テストが返ってきてから怒られる羽目になります。

 

このスパイラルから抜け出せないものでしょうか?
最初に勉強のしかたの例を示すことは必要です。これをしないと、まともな勉強はしません。そして、問題は次からです。自発的に勉強をする意欲を発掘するために、やはりお母さんのサポートが必要になります。

 

具体的指示はその対象に意識を向けさせます。本人にとって対象があいまいなときは具体的な指示は有効ですが、ある程度分かっている場合は、反対に抵抗や反発が起きやすくなるのです。一旦、抵抗や反発が起こってしまうと、それを取り除くのは簡単ではありません。勉強という対象に、無理やり意識を向けさせるのではなく、本人自身が意識を向けるように仕掛けることができればいいと思いませんか?

 

話はわりと単純で、具体的な指示で抵抗が生まれるのなら、抽象的な表現を使うといいのです。

 

「けっこうがんばっていたよね。一生懸命やっていたのは知っているよ。これからもがんばるって思っているというのもわかってる。だからきっと、もっとできるようになるよ」

 

このメッセージには具体的なことは何も入っていません。これを聞いたお子さんは、自由に意味を解釈し、自分のよくできた経験を使ってイメージします。すると、お母さんの言葉に抵抗を感じなくなり、受け入れやすくなります。
具体的指示をし続けてもうまくいかないときは、同じやり方を繰り返すのではなく、手を変えてみるほうが成功確率があがるというものです。

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