子どもについ怒鳴ってしまう

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子どもについ怒鳴ってしまう

先週のテーマの”ゲーム依存の子”は、本当はゲームを止めたいと思っているかどうかは分かりませんが、日常の生活の中には、「やめたいのに、やめられない」という葛藤は誰にでもあるものです。

休校が長引くなか、つい子どもにイライラして、叱りつけてしまうということはありませんか?エスカレートすると、DVにつながると心配する専門家がいます。自分を抑えられなくなって、無意識に手を上げてしまうという状況でしょうか。思わず子どもを叩いてしまったお父さんやお母さんに落ち着いてからたずねると、「叩くつもりはなかった」と言う人がほとんどです。そして、「そのときはいつもの自分ではなかった」と言います。まるで他の誰かが乗り移ったような。あるいは、別の自分が出てきたような感じかもしれません。

 

このように、無意識に判断したり、行動しているときは、あなたの中のもう一人の自分が、思考や行動を支配しているとする考え方があります。別の自分は一人とは限りません。二人、三人と、複数人いることもあります。多重人格ということではありません。複数の価値観を持っていて、あたかもその数だけ別の自分がいるというような感覚です。

 

複数の価値観を持つことは悪いことではありません。よって、別の自分を無理やり”抹殺”する必要などありません。彼らとうまく付き合っていけばいいのです。彼らもきっと、あなたの話しかけに応じてくれるはずです。

 

試しに、彼、彼女らと対話をしてみましょう。
子どもにイライラして、つい怒鳴ってしまう自分を探してみてください。椅子に座って、目と閉じ、深呼吸をします。そして、自分の内面に意識を向けていってください。子どもを怒鳴ったときのことをイメージします。そのときの感情や自分の声が聞こえてくると思います。そこには、もう一人のあなたがいるので、ゆっくり話しかけてみましょう。

「子どもを怒鳴って、何を得ようとしているのですか?」

なぜ怒っているのかではなく、何を求めているのかを聞くのがコツです。
すると、次のように答えてくれるかもしれません。

「静かな時間、ゆっくりできる時間がほしい」

そうですよね。いつもの家事に加えて、子どもの世話もしないといけないので、休む暇がありません。
さらに聞いてみます。

「静かな時間やゆっくりできる時間を持つことで、何が得られるのですか?」

もう一人のあなたが答えます。

「心の余裕。夫や子どもに優しくできるし、自分もきれいでいれるから」

子どもを怒鳴ってしまったのは、優しくしたいのにできないというジレンマからだったようです。
では、心の余裕を取り戻すために、何をしたらいいかを考えればいいのです。夫が休みのときに、思い切って、一人で街までショッピングに出かけるのもいいでしょう。行ってみたかった郊外のおしゃれなカフェで読書をしながら、お茶とケーキを楽しむのもいいかもしれません。

 

自分の思考・行動の傾向を擬人化し、”もう一人の自分”とすることで、対話が可能になります。対話を通じて、それまで気づかなかった(無意識下にあった)意外なことが分かるかもしれません。

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