「あんたなんて、もう知らない!」

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「あんたなんて、もう知らない!」

冬休みも終わろうとしています。長くはないお休みでしたが、相変わらずダラダラしている我が子に文句の一つも言いたくなりますよね。

「学校の宿題は終わったの?」
「…まだ。」
「来週から学校よ。どうするの?」
「今からやるよ。」
「今からって、いつよ?」
「これ(ゲーム)が終わったら。」
「いつもゲームばかりして。」
「うるせーな。これが終わったらやるって言ってるだろ。」
「何よその態度!パパに言って、ゲーム取り上げてもらうからね!」
「そんなことできないよーだ。」
「あんたなんて産むんじゃなかった。もう知らないから!」

お母さんは最初、ただ子どもに宿題を終わらせてほしくて話しかけたのですが、最後はケンカになってしまいました。
はじめは普通に会話をしているのに、だんだんと様子がおかしくなり、最後はイライラしたり、後悔したりするような、あと味の悪い終わり方をすることはありませんか?しかも、そのパターンはときどき繰り返されるというような。

 

常にコミュニケーションに対して理性的でいられたら、そんな険悪な雰囲気にはならないかもしれませんが、人は無意識に”自分のお気に入り”のやり取りをしてしまうものです。”お気に入り”というのは、意識的に好んでそんなやり取りをするということではなく、知らず知らずのうちに、いつも同じパターンに入り込んでしまうという意味です。
「またやってしまった」と終わってから悔みますが、必ずまたあなたの”お気に入り”のパターンを繰り返します。
異性の方とお付き合いをして、いつも同じような別れ方をするという人は、オリジナルの別離のパターンを身につけていると言えます。飲み会で言い争いになりがちな人も同じです。

 

ではどうしてそんな嫌なやり取りを繰り返してしまうのでしょうか?
前回、人は幼児期に自分の人生のシナリオ、人生の方針を決めているというお話をしました。その人生のシナリオは一度作ったら終わり、というものではありません。成長とともにより強化されるのです。その手助けをするのが、今回お話している”お気に入り”のやり取りなのです。
上記のお母さんのケースでは、お母さんの人生のシナリオのベースには、「子どもは親の言うことを聞くもの」や「努力しなさい」、さらには「お前はいらない」という、お母さんの親からのメッセージがあるのかもしれません。幼児期から持ち続けてきた親からのメッセージを捨てることは、非常に困難なことです。
人生のシナリオに向き合うことは大事ですが、このような嫌な気持ちで終わる”お気に入り”のやり取りにならないようにするためには、普段から相手の気持ちを思うコミュニケーションが必要です。心に響く声かけ、スキンシップ、表情一つでも相手の心に届きます。心に届くコミュニケーションが不足すると、あなたの”お気に入り”のやり取りをしたくなるものなのです。

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