やりたいことを妨害する”もう一人の自分”

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やりたいことを妨害する”もう一人の自分”

「うちの子、やる気はあるみたいなんですけど…」

 

親に言われないと勉強しない、勉強を始めたと思ったらすぐに部屋から出てくる、勉強時間が短すぎる、などの心配をしているお母さん、お父さんは多いです。テスト前は一応机に向かっているので、やる気がまったくないわけではないそうです。

 

すべての勉強が楽しいと感じられるとは思いませんが、本人は勉強の大切さはよくわかっているはずです。成績が悪いとどういうことになるかも知っていると思います。それなのに、どうしてしっかり勉強しないのか。お母さん、お父さんには理解できません。

 

しかし、同じような状況はよくあるとは思いませんか?
たとえば、夜遅くに食べるのは肥満の原因だとわかっていてもつい食べてしまったり、やらなければならない家事を先延ばしにしたり、身体には悪いと思ってもタバコがやめられなかったりしてないでしょうか?頭ではわかっているけれども、どうしてもやめられない・やってしまうということは誰にでもあることです。

 

人間の脳とそれによって作られる心理は実に複雑です。単純な図式として見える行動でも、その通りにならないことがままあります。思い通りにならない心理的な原因のひとつは、自分の思いとは反対の思いを持つ”もう一人の自分”がいるからだといわれてます。「ダイエットしたい」という思いは意識上にあり、それはまさに今考えている自分です。一方、ダイエットに背を向けている思いは無意識に潜んでいて、その思いを持っているのが”もう一人の自分”ということです。そしてこの状況を面倒にしているは、”もう一人の自分”の存在にあなた自身が気づいていないことです。
自分の思い通りの生活をするためには、それを妨害する”もう一人の自分”に気づき、コミュニケーションを図り、納得させるしかありません。自分自身との内なるコミュニケーションをする必要があるのです。

 

なかなか勉強が定着しない子どもは、自分の中に勉強や成績より大事なものがあると思っている”もう一人の自分”がいて、その子のパワーが勝っている状態なのです。もしかすると、子どもは”もう一人の自分”とちょくちょく”会話”をしているかもしれません。そして、勉強が大事だと考えている”表の自分”がやり込められている可能性があります。”もう一人の自分”の話をよく聞いて、”表の自分”の思いを伝えて、双方が納得する解決策を見つけなければなりません。
自分自身とのコミュニケーション。気持ちよく生活し、期待する未来に向かうために大切なアクティビティです。

 

さまざまなコミュニケーションについてのお話をしていこうと思います。

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