子どもの性格を作ったのは親です

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子どもの性格を作ったのは親です

「うちの子は引っ込み思案で」とか、「うちの子は乱暴で」といった子どもの行動傾向は、性格なのでどうしようもないと考えているお母さんがいます。しかしそれらの行動傾向は、お子さんが3歳くらいまでの乳幼児のときに、お母さんとのコミュニケーションによって形成されたとしたら、放っておけますか?

 

三つ子の魂百までと言いますが、心理学的にも3歳までに脳に心理的な基礎が出来上がると言われています。多くの乳幼児は生まれてからしばらくの間、お母さんと一緒に過ごす時間がほとんどですので、お母さんとのやり取りの中で、自分はこうするんだという態度を身につけていきます。ここで身につける態度が、ブログ「いつもうまくいかないのは宿命?」でご紹介した、人生の脚本の基礎となるのです。
まさに、3歳までがその子の人生の生き方を決定する、もっとも大事な時期と言えます。

 

そのとき身につける人生の態度は、自分と他人との関係において、4つあると言われています。

《自分はOKでない。他人はOKである》
自己否定・他者肯定の態度を取る人は、劣等感を持ち、気落ちしやすく、憂鬱になりやすい傾向があります。人と親しくすることが苦手で、親密な関係を避けます。ときには、わざと相手を怒らせ、自分はダメな人間だということを確信しようとします。権威的であったり、支配的な人を求め、従順に指示に従うことで安心感を得ようとします。
乳幼児のときに、自分は(子どもだから)無力で、人(大人)より劣る存在だと考えが定着するようになったことに起因します。

《自分はOKである。他人はOKでない》
自己肯定・他者否定の態度を取る人は、すべて自分の思い通りに動くものと思うような、支配的で疑い深いという特徴があります。親しい友だちや知人が自分のメリットにならないと思うと、いとも簡単に関係を切ってしまいます。また、他人は自分より劣っているので、押しつけがましく援助の手を差し伸べる人もいます。人の欠点を取り上げることに熱心ですが、自分に都合の悪いことが起きると、すべて他人のせいにする傾向があります。
乳幼児のときに、母子関係の愛情が薄く、心身ともに苦痛を感じて、それを耐えてきた子どもが身につける態度です。

《自分はOKでない。他人もOKでない》
自己否定・他者否定の態度を取る人は、他人の愛情を受け取ろうとせず、自分の殻に閉じこもり、人生は無価値で何もいいことはないと、絶望的・虚無的に考えます。傾向が強まると、精神分裂症的な行動を取り、自殺や他殺に走ることさえあります。
乳幼児のときに、拒絶・放置・体罰・虐待などで、親子の間で作られるはずの基本的な信頼感が喪失したことによると言われています。

《自分はOKである。他人もOKである》
自己肯定・他者肯定の態度を取る人は、自分と他人の価値を認め、それぞれを尊重し、血の通った交流を行うことができます。誰かを利用したり、支配したりしようとは考えません。
乳幼児のときに、親から理想的な愛情やしつけを受けた結果です。しかし、この態度を乳幼児から持っている人はまれであると言えるでしょう。よって、この態度を身につけるためには、自分をいろいろな方法で”訓練”する必要があります。

 

これらの4つの態度は程度の差こそあれ、誰にも当てはまるものですが、常に一つの態度を取っているわけではありません。四六時中、複数の態度を変えながら生活しています。
自己否定や他者否定の傾向が強く、生き辛さを感じていたり、他人とのコミュニケーションでトラブルを頻発しているようなときは改善しなくてはいけません。

まず最初にすることは、これらの態度が乳幼児の愛情の不足から来ているので、そのときに与えきれなかった愛情を今からでも与えていきましょう。それは赤ちゃんのように扱うのではなく、子どもの人格、人間としての価値を尊重し、真摯に向き合うということです。難しいことではありません。普段から、笑顔、あいさつなどの声かけ、成し遂げたことへの承認という当たり前の行動です。ときには厳しい言葉も必要なことがあるでしょう。そのようなときには、どのような意図、思いでそれを言っているのか、子どもにも理解できる言葉で説明してあげてください。時間はかかりますが、少しずつ継続することが大事です。

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