経験と気づき
オープン後、さっそく何組か体験授業に来ていただきました。
「簡単だったよ。」 「ちょっと間違えちゃった。でも分かりやすかった。」
生徒さんの反応もそれぞれです。勉強を楽しんでくれたらいいですね。
経験。
体験授業に来てくれた子供たちにとって、「すらら」は初めての経験です。それどころか、毎日学校で習うことも初めてですし、少しずつ大人の世界に触れながら暮らす日常生活そのものが未経験でしょう。その日常を、子供たちは心のフィルターなしに受け止めています。経験の中から学び、何かを感じて、学力も感性もそして人間性も高め続けているのです。
大人はどうですか?
大人だって今までの(子供に比べれば)長い人生の中で経験していなかったことが、日々起きているのではないでしょうか。仕事上であったり、趣味であったり、家庭であったり。
そんな未経験の出来事に対して、過去にあった似たようなケースを引っ張り出して、さも「とっくに分かっています」という顔をしていませんか。
思い込みのフィルターを通すことで、経験から得られる貴重な気づきをみすみす捨てていることがどれだけ多いことでしょう。たとえ同じに見える出来事であっても、そこでの感じ方は過去のものと違うかもしれません。そこには新しい気づきがあります。
今日も雪が降っています。だけど、まったく同じ雪は降りません。その変化を感じてください。気づきを楽しんでください。人生が少し豊かになるかもしれません。