勉強をする、という目標

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勉強をする、という目標

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「うちの子、勉強しないんです。」
お母さんたちの、共通にして最大の悩みです。
本人も勉強しようとは思っているのですが、なかなか実行に移せないのかもしれません。

勉強をするのは成績を上げるため(もっと先の目標の手段でもありますが)ですが、まずは勉強をするということ自体を目標にしてもいいかもしれません。勉強をするようになると、自然と成績も上がりますから。

勉強をするという目標について、お子さんに以下の8つの質問をすることで、目標への過程をより明確にすることができます。

①あなたが実現したい、勉強に関する目標は何ですか?
できるだけ具体的に、肯定文で答えてもらいます。
例: 「毎日2時間勉強する。」

②その目標が実現したことをどのようにして分かりますか?
実際に見たり、感じたりすることで判断してみます。
例: 「時計で2時間経っている。」「やったドリルが毎日10ページある。」「できなかった問題ができるようになった。」

③その目標はいつ、どこで、誰と実現しますか?
目標を達成する状況をイメージします。
例: 「塾のある日は塾と家庭学習、塾のない日は家庭学習と塾の予習をする。」

④その目標を達成すると、自分や周囲にどんな影響がありますか?
目標を達成しようとすることで、新しく生まれる良い影響と悪い影響を考えます。悪い影響が予想されるなら、その対策を考えておきます。
例: 「ゲームの時間が少なくなる。→平日のゲームは30分、土日は2時間と決めて、それを宣言する。」

⑤その目標を実現するために必要になりそうなパワーの源は何ですか?
目標に向かうために、意欲的になれる良い思い出や自分の長所を見つけます。
例: 「夏休み、10日間の部活の練習を乗り切った。」「以前に5時間くらい勉強したら100点を取った。」

⑥その目標を実現することを邪魔するものがあるとしたら?
もし目標達成の足を引っ張るものがあれば、目標を実現するのが難しくなります。
例: 「勉強中、弟がちょっかいを出してくる。→お母さんにお願いして弟を近づけないようにする。」

⑦その目標を実現すると、その先にどんな良いことがありますか?
その目標を実現することの意味です。
例: 「テストで点数が取れるようになって、成績が上がる。」

⑧何から始めますか?
最後に、具体的な行動を決めます。
例: 「1週間単位で、その日何時から何時まで何を勉強するか決める。」

 
「毎日勉強する」という、一見単純に見える目標であっても、それに向かっていく上でさまざまなことがあるのです。本人がそれに気づき、困難を克服しながら、目標達成のイメージを持つこと。それが一番大切で、そして不可欠なのです。

目標にはいろいろな側面があります。目標そのものだけではなく、目標実現のためのさまざまな要素に気づくことで、意欲が増し、目標は達成しやすくなるのです。

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