コミュニケーションは五感しだい?

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コミュニケーションは五感しだい?

talking with son 2

「学校から帰ってきて30分経ったから勉強しなさい。いつも言ってるでしょ?」
「う~ん、まだ気持ちが乗らないんだよ。」
「生活のリズムが大切なの。塾の先生も言ってたでしょ。」
「このあたりが重い感じがして、勉強しても頭に入らないよ。」
「何言ってるの。早くしなさい!」

 

ご存知のように人には五感があります。視覚、聴覚、触覚、嗅覚、味覚ですね。
実は人によって、どの感覚が得意というのがあるんです。自分では気づいていなくても、無意識で優先している感覚があるはずです。
たとえば、視覚が優先している人は会話の中に「見える」や「イメージする」、「明確な」や「暗い」などの言葉をよく使います。そしてあたかも絵を見ているように状況を表現するのが上手です。
また、聴覚が優位になっている人は、「言う」、「聞こえる」、「リズム」、「うるさい」などの言葉がよく口をついて出ます。
そして、触覚と嗅覚と味覚を合わせて体感覚と呼ぶことにしますが、これが得意な人は、「感じる」や「触れる」、「気持ちいい/痛い」や「しっくりくる」などの言葉が多いです。

どの感覚が優位なら優れているということはありません。人それぞれです。職場と家庭で、優先する感覚が変わる人もいます。
この感覚の優位の違いによって、話がかみ合わないということがよく起きます。冒頭の母子の会話では、お母さんが聴覚が優位なのに対して、子どもは体感覚が優位のようです。

 

たとえ優位の感覚が違ったとしても、うまくコミュニケーションを取るにはどうすればいいでしょうか?

まずは、自分の優位の感覚を知っておくこと。
次に、相手はどの感覚が優位なのか、会話の中から見つけること。
そして、相手の得意な感覚に合わせた話し方をするのです。

相手に合わせて話ができる。これこそコミュニケーションの達人。

 

相手が視覚が優位なら、色や形、明るさなど描写的な表現を多く使うと効果的です。そして話のテンポは速め。
相手が聴覚が優位なら、論理的に話を組み立てて、言葉を大事に使います。静かな場所のほうがいいです。
相手が体感覚優位なら、感じながら会話をするので、話のテンポはゆっくりです。ボディタッチも効果的です。

 

今まで苦手だなと思っていた人は、あなたと得意な感覚が違っていただけかもしれませんね。

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