毎日忙しくて、わけ分かんない。

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毎日忙しくて、わけ分かんない。

前回は時間の感覚についてお話しました。計画を立てるのが苦手な人は、時間の”感じ方”を変えることで、現在から未来を見渡せるようになり、何をいつやるかが分かりやすくなります。

 

時間感覚を変えることで、他にも良い変化をもたらすことがあります。

 

大人のみなさんの中には、仕事に追われて、忙しい毎日を送っている人も少なくないはずです。子どもたちの中にも、学校に部活、塾に習い事など、大人顔負けの忙しい生活を送っている子もいます。自分で臨んだことかもしれませんが、毎日のスケジュールをこなすだけで精一杯。自分の将来を見つめる余裕もないという場合もあります。少し疲れているなと気づいたときは、未来の時間軸を作り直してみましょう。

 

勉強、部活、習い事と、それぞれ目的を持ってやっているはずです。勉強ができるようになって、成績がアップして、行きたい高校に行く。スポーツが好きで、練習は辛いこともあるけど、みんなと一緒だと楽しいし、大会に出て勝ちたい。字が上手くなりたい、みんなの前でうまく踊りたい、英語を話せるようになって外国に行きたい。
それぞれの目的とその未来がたくさんあって、入り混じっています。何がどうなるのか分からなくなり、優先順位もつけられません。この”症状”が進むと、すべてを放り出したくなってしまいます。その前にちょっと立ち止まって見直すことが必要です。

 

忙しい毎日に追われていると感じたときは、未来にやることやありたい姿が重なっていて、よく見えていないのかもしれません。このときの時間に対する感じ方は、未来は自分の前方に1本道のように続いて見えています。そして、ある時点、ある時点で自分がしていることのイメージが重なっていて、どっちが先か後かも区別がつかなくなっています。
そこで、縦にまっすぐ続いている未来の時間軸を、自分の前に横に延ばしてみましょう。横1本の予定表を見るようにです。そうすることで、何を先にするのか、何を後にするのかが一目瞭然です。少し時間をかけて眺めてみます。「こっちが先かな。いやこっちのほうを先にしたほうがいい。」などと、いろいろな考えが浮かんできます。そして、それらを簡単に”配置”できます。
横置きの時間軸で一通り見直したら、もう一度元の縦に続く1本道に戻します。以前より、ずっとはっきり見える未来と、そこに向かおうとするやる気を感じるはずです。

 

時間という概念はお家や学校で習うものですが、時間の感覚は生まれたときからすでに持っているように思います。それをどのように使うかは、その人自身の能力と言えます。時間の感覚をうまく使えると、さらに充実した生活を送れるようになるでしょう。

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