誰でも存在を認められたい

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誰でも存在を認められたい

人間は他の人との関係性の中で生きています。誰とも一切接することなく、豊かな生活など送れるとは思えません。関係を持つのは、家族であったり、学校や職場の仲間であったり、ご近所や地域のコミュニティの人たちであったりします。彼ら・彼女らから、何らかの刺激をもらい、また何らかの刺激を与えて生活しています。
たとえば、朝、家を出たときに、お隣の方に会ったとします。こちらから「おはようございます」とあいさつをすると、向こうも「おはようございます」と返してくれます。もし、あなたが「おはようございます」とあいさつをしたとき、その方があなたを見ず、何も答えなければどんな気持ちになりますか?あいさつはお互いの存在を認め合うものですから、何も反応を返してくれなければ、あなたの存在を無視されたと感じますよね?

 

アイコンタクトという言葉があります。お互いに相手の目を見るだけで、意志を伝えようとするものです。家族や友人、スポーツのチームメートなど、気が知れた相手とかわすことが多いですね。そこに言葉はありませんが、目線や目の形などの”目の表情”で伝えています。もちろん、顔の表情や動作で伝えることも日常茶飯事ですね。

 

意外と気がつかないものですが、身体の接触による刺激もあります。朝、職場で「おはよう」と上司から肩を叩かれたり、お手伝いをしてお母さんから頭をなでられたり、彼と彼女が手をつなぎながら歩いたり。あるいは、いたずらをしてお尻を叩かれたり。このような接触があるほうが、より強い刺激をもらうことができます。

 

コミュニケーションをより豊かにする刺激は、言葉によるもの、表情や動作を伴うもの、身体的な接触によるものとさまざまです。もし、これらの刺激をもらえなくなったとしたら?刺激を十分にもらえていない状態は、”刺激への飢え”と呼ばれ、情緒的や身体的な問題を引き起こす原因になると言われています。
刺激が足りなくなると、自らそれを求めます。優しくしてもらうという最上の刺激が得られないと感じれば、ネガティブは刺激を求めるようになります。つまり、何か悪いことをして怒られようとするのです。たとえば、お母さんがテレビかスマホに夢中になっているとき、台所で牛乳やジュースをひっくり返したりします。わざとそうすることもありますが、無意識にやってしまうこともあります。そうすることで、お母さんの注意を自分に引きつけ、自分の存在を認めさせることができます。怒られてまで刺激を得ようとするのは、無視されるよりはずっとマシだからです。

 

刺激はいつも他人からもらうものとは限りません。自分自身に与えることもできます。たとえば、長い休校期間が明けて、再び元気に学校に行くようになったわが子を見て、「私もがんばったわ」と美味しいランチを食べに行くこともできます。夏物の洋服を1着買ってもいいですね。

 

お子さんの様子を注意深く見てください。どんな刺激を欲しがっているでしょうか?また、あなたがお子さんに与えている刺激はどのようなものがありますか?
そして、あなた自身が受け取っている刺激は何でしょうか?

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