憑りつかれたパターンを変えろ!

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憑りつかれたパターンを変えろ!

あけましておめでとうございます。
今年は新しい元号がスタートします。まさに、新しい時代が始まります。変化のスピードが高まる現代において、子どもたち自身が考え、行動し、目標を達成するために、私たち大人はどのように彼らをサポートするかをより真摯に考えなければならないと思います。それが時代を引き継ぐ者の役目ではないでしょうか。子どもたちが元気にチャレンジできる世界であればと願っています。

 

さて、新年に際し、「今年は○○をしたい」とか、「今年こそ、○○をするぞ」などと目標を立てる人は少なくないと思います。体形や体重が気になっている人は、「10kg痩せる!」と今年も誓っている人がいるかもしれません。目標が高すぎると、どうしても無理が伴うもので、ギブアップする可能性も高くなってしまいます。そこそこのレベルがよろしいのではないでしょうか。たとえば、普通にやってできるレベルを100%とすれば、ちょっとだけハードルを上げて、120%の分量や到達レベルに目標を置くのがよいかもしれません。そうすることでモチベーションも上がります。

 

中には、ついやってしまうけれども、後から後悔してしまう行動を何とかしたいと思う人もいるでしょう。禁煙したいのになかなかやめられない人や、夜更し・朝寝坊をしてしまう人、後片付けが苦手な人というのもそうかもしれません。
ついやってしまうというのは、クセになっているということで、その思考や行動がパターン化していると言えます。テキパキ仕事や家事をこなすことができるのも、考え方と体の動きが効率的になるようにパターン化されているからで、これは良い例になります。後から嫌な思いをする行動であっても、パターン化されると無意識に行動するようになり、変えたいと思ってもなかなか変えられないものです。

行動のパターン化というのは、一連の行動の流れが固定してしまっていることです。一連の行動のどれか一つでも変えることができれば、パターンは崩れます。しかし、良くても悪くても、慣れ親しんだ行動を変えることは簡単ではありません。たとえば、夜更しの原因がテレビの深夜番組だったとして、それを見るのをやめるというのは、ものすごく苦痛を伴うことかもしれません。早くベッドに入ってもテレビが気になって、返って寝付けないということになります。

パターン化された一連の行動の中の一つを削るよりも、新しい行動や感覚を追加することでパターンを崩しやすくなることもあります。
たとえば、深夜番組のことが気になり出して、チャンネルを変える前に、明日の朝に早起きをして何ができるかを考えてみます。今はやっていない何か新しい、良いことを考えます。時間がなくてできなかった、挽きたてのコーヒーを入れるというのもいいかもしれません。「明日はキリマンジャロにしよう」と決めます。そして、コーヒーを入れて、ゆっくりそれを飲んでいるあなたをイメージするのです。イメージするだけでくつろいだ気持ちになるはずです。さらに、そのあとの朝食は何を食べて、新聞に目を通して、というようにイメージは続きます。さわやかな朝ですね。そして「今日もがんばろう!」と心の中で言う声が聞こえたりします。
おそらく、いつもの深夜番組を見たいという気持ちは少しだけ弱くなったかもしれません。

何かを変えたい、やめたいと思うときは、それをやめることだけを考えていては実現は難しいかもしれません。あえて別の行動やイメージ・感覚を取り入れ、その行動が変わったときにあなたはどうなっているかを積極的に想像するのです。良い結果をできるだけ具体的にイメージできると、取り組みやすくなるということもあるのです。

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