朝型に変えなきゃ!

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朝型に変えなきゃ!

公立高校の入試まであとわずかです。最後の大詰めとして、みんながんばっています。ただ、本番に備えて、夜型になっている生活パターンを朝昼型に戻さなければいけません。試験は朝に始まるのですから。
しかし、一旦付いてしまった習慣は簡単には直せません。たとえ早めにベッドに入ったとしても、なかなか寝付けず、朝はやっぱり遅くならないと目が覚めません。

 

単に、朝早く起きよう!と心に決めるだけよりも、早く寝て早く起きることをプロセスとして捉え、そのプロセスのパターンを変えるやり方のほうが効き目があります。
人は5つの感覚を使って生活しています。五感を意識しながら、生活パターンを見直してみましょう。自分の欲しい結果を得ることができます。

五感とは、視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚です。ここでは、嗅覚と味覚、触覚の3つを合わせて体感覚と呼ぶことにします。また、それぞれの感覚には、自分の外の物事に対する感覚と、自分の中で感じる感覚を区別することができます。たとえば、星空を見るのは外からの刺激ですが、真冬のお部屋で春のお花畑を想像するのは自分の内部の感覚です。以下では、内部の感覚をI、外部からの刺激による感覚をEで表します。さらに、自分の中で自分自身との対話はDで表すことにします。

 

まず、現在の夜型の生活パターンを五感を使って表してみます。

①夕食後の休憩がてら、テレビを1時間見る(視覚E)
②勉強は嫌だが、「やらなくちゃ。」と心の中でつぶやく(聴覚D)
③難しい問題が続き、不安になる(体感覚 I)
④悪戦苦闘の末、時計を見たら午前2時(視覚E)
⑤少し眠くなってきて、ベッドに入る(体感覚 I)
→目が覚めたら午前9時

いつものパターンを順番に並べてみると、内部の視覚や外部からの体感覚を使っていないようです。そこで、それらを加えてみます。

①夕食は腹八分目にし、見たい番組の録画予約を確認する(体感覚 I、視覚E)
②勉強に集中している自分を想像する(視覚 I)
③問題が分からなかったとき、「明日、塾の先生に聞こう」と心の中で言う(聴覚D)
④12時にセットしたアラームが鳴る(聴覚E)
⑤今日勉強した成果を振り返り、充実感を感じる(体感覚 I)
⑥明日の朝、8時から勉強を始めている自分を想像する(視覚 I)
⑦やれそうだと感じ、やる気も湧いてくる(体感覚 I)
⑧布団に入り、アンカなどで足を温める(体感覚E)
→目が覚めたら午前7時

 

自分のなりたい状態や姿を想像することはとてもいいことです。その良いイメージに刺激され、気持ちも向上してきます。なんかうまくできそうな気がしてきませんか?

人は考える生き物です。ですが、同時に感覚で生きる動物でもあるのです。使っている感覚を見直すことで、何とかしたいと思っている生活パターンだって変えることができるのです。

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