目標決めたんでしょ?さっさとやりなさい!

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目標決めたんでしょ?さっさとやりなさい!

新学期が始まって、3週間ほど経ちました。新年度に向けて、目標を決めたし、計画も立てたのに、どうしても行動に移せないというお子さんはいませんか?ぐずぐずしている我が子を見て、「あとはやるだけでしょ?さっさとやりなさい!」とついイライラして文句を言いたくなってしまいます。自分で決めた目標、自分で立てた行動計画なのに、どうして取りかかれないのでしょう?

 

私たちが心のなかに持っている意識・無意識は、まるで氷山のように例えられることがあります。水面から出ているほんの一部が意識であり、水中に沈んでいる大部分が無意識であるというものです。無意識は意識の何倍ものポテンシャルを持っているのです。

 

人は何かをやろう、と意志を持つとき、それは意識が強く作用します。高校に行こう、大学に入ろうというのは、意識によって意志が作られます。無意識で受験勉強をして、大学に行く人はいないでしょう(受験勉強をせずに大学に入る人はいます)。
新学期の目標を決めたり、計画を立てたりするのは、意識が働きます。そこには意志がありますので、やる気もあります。にもかかわらず、実行に移せない。それを妨げているものは無意識なのかもしれません。

 

過去にすごく嫌なことが繰り返されたり、強烈な体験をしたときに、意識はそれを記憶しますが、無意識にも強く作用します。無意識は、その体験を二度としないように、”心の決まりごと”を作ります。子どもの頃に高いところから落ちてケガをしたことのある人は、高いところが怖いと感じるようになります。また、犬に噛まれた経験がある人は、動物嫌いになったりします。高層ビルの窓際に立つと、安全だと分かっていても、足が震え、めまいを感じるかもしれません。盲導犬のような、よく訓練された犬は絶対に噛まないと知っていても、触ることも近づくこともできないかもしれません。「大丈夫。」と判断するのは意識(頭)ですが、それとは別に、無意識(心)が危険を感じ、身体に震えるといった反応を起こさせます。

 

行動計画を実行に移せない要因には、無意識が作用している可能性があります。
過去に、一生懸命考えて立てた計画がぜんぜんうまくいかず、周りの人からも非難され、すごく悔しい思いをしたという経験があるとしたら、同じように計画を立てることに不安を感じるかもしれません。
「またうまくいかなかったらどうしよう。あんな思いはしたくない。そんなことをするくらいなら、行き当たりばったりでやったほうがましだ。」
すでに記憶は薄れてしまっていて、はっきりとは思い出せないのですが、無意識は”心の決まりごと”を作っているので、それが今もしっかりと働いているのです。そして、この”心の決まりごと”をリセットしない限り、計画し行動することは難しいでしょう。

 

無意識は良い”心の決まりごと”を作ることもあります。たとえば、「人に親切にすることは良いことだ」という信念・観念は人生において良い効果をもたらすことでしょう。しかし、役に立たない”心の決まりごと”はリセットしたほうが得策です。

それは決して簡単なことではありません。まずは、どんな”心の決まりごと”があるかを見つけることから始めます。

 

― to be continued later

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